原始感覚美術祭 作品鑑賞キャンプ(2024年9月21日~23日)
9月の3連休は原始感覚美術祭の作品鑑賞キャンプを長野県大町市にある千年の森で開催しました。
原始感覚美術祭は私が3年前から関わっているお祭り。
去年のお祭りがぎゅっと詰まった1分の動画を観るとちょっと感じがつかめるかもしれない。
今年も毎年のように8月の終わりにお祭りがあって、今年は展示期間が11月4日まで。
お祭り期間中もツアーはあるけれど、少人数でじっくりと、作品だけじゃなくて森も楽しんでほしいって思って鑑賞キャンプを企画した。
作品鑑賞キャンプとちょうど同じ日に千年の森主催のゆるりとしたキノコキャンプもやっていて、作品を観に行く道中にキノコを見つけつつ、作品を観て、遊んで、いつもの森の子供たちやいつものメンバーに混ざって作品を観のお客さんが混じっていた。
千年の森は普段子供キャンプ等をやっている森。
原始感覚美術祭では1年目から会場として使わせてもらっている。
私は3年前に作品制作で出会ってそこからほぼ毎月通っていて、今はキャンプの手伝いなんかもしていて、気づけば原始感覚美術祭の千年の森のコーディネーターみたいな役割になっている。
私がこの森に来てまる3年が経って、ここの森もここの営みもすごく好きだから、その営みの中に原始感覚美術祭のお客さんが参加してもらえてとても嬉しかった。
日帰り予定だった人が焚き火見て、飲みたくなって泊まっていったり、
近所のおばあちゃん家に行ったついでに泊まっていくような、
子供たちも作品観についてきて、
なんか地域の人たちと外から来た人が一緒に同じものを観て感じる。
それぞれの見方や遊び方が交わってゆく。
そんな感じ。
そうそうこんな日常の中に作品があって、
作品を作ってる場所はみんなの日常なんだよって知ってもらえるような、
そんな時間。
原始感覚にかぎらず、滞在制作や芸術祭で場所に関わると、
アーティストやお客さんにとっては芸術祭の場所なんだよね。
でも住んでいたり、生活していたり、それが日常な人や自然がいるから成り立っていることなんだよね。
それを知ったら当たり前に大切にすることあるよね。
ハレとケは常に混じり合っている。
原始感覚ってなんだろう。
今ここに立っているってことの「今」ってなんだろう。
人数がたくさん集まったわけではなかったけど、大切なことたくさん考えた。
参加してくれたみなさま、
興味を持ってくれたみなさま、
一緒に遊んでくれたみなさま、
この場所、ありがとう。
原始感覚美術祭の展示は11月4日までご覧いただけます。
千年の森は片付けてしまう作品もありますが、常設展示も多いのでその後もご覧いただけます。
先にあげた写真はごく一部。ぜひ見に来てください。
足元悪いから動きやすい格好でね。
行き方こんな場所です。
池田にある北アルプス展望美術館も参加作家の作品がぎゅっと集まってておすすめです。
原始感覚美術祭今観られる会場
○西丸震哉記念館
9月,10月の土日, 11/ 2, 3
10:00~16:30 ※2階展示のみ入場料500円(珈琲付き)
○桜の広場(野外展示)
○木崎湖POW WOW(野外展示)
○まれびとの家※おすすめ!!!
大町市平12256−1
○松葉屋ゲストハウス
9-12時,16-21時 不定休
○リバ邸北アルプス(常設展示)
○麻倉Arts&Crafts(野外展示)
○山の子村(野外展示)
○千年の森(野外展示)
○北アルプス展望美術館(入場無料)おすすめ!!
10月20日まで
休館日:毎週月曜日(祝日場合は翌火曜日)
開館時間:午前9時から午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
原始感覚美術祭
遊びに来てね~~~!
馨子
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