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草の根広告社/秋谷日記(ニコニコチャンネル復旧までの臨時更新)

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そのため、毎週月水金に予定しております配信については、
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「この町の地図を書く」

 町の地図を書いている。

 町で飲食店や食料品店などのお店を営んでいる肩を取材して「湘南人」というサイトで記事を書いている。写真も撮らせて頂いている。この町には店が少ない。取材先の多くは顔見知りだったり、知り合いと繋がっている。それでも取材して始めて知ることが多いのに愕く。どんな思いでお店をやっているか。どこから来て、今どんな思いでこの町で生きているのか。そこにはその人が歩んで来た人生があり、夢があり、思い描いている未来がある。その点のひとつ一つが点描画のように町の未来を描いていく。

 ある日、自分のやっていることが小学生の社会科の学習で地元のお店を取材して作文を書いたときと同じであるのに気づいて照れ臭くなった。小学生のとき地元のお店への取材を通じて社会の入口に立ったときのことを思い出した。新鮮な愕きがあった。その頃の新鮮な気持ちを思い出していた。白地図を自分の言葉で埋めていく。モノクロだった町に色を塗っていく。お金のやりとりをするだけだったお店の方ひとり一人の顔に豊かな表情と生き様が見えてくる。

 取材して構成して言葉にして伝える。長年仕事にして来たことで地元で商売を営んでいる人たちの役に立てることがうれしい。「初心を思い出した」とか「忘れていた自分の思いに気づくことができた」何より「ありがとうございました」と言って貰えることが何よりうれしい。

 娘が小学校の社会科で同じことに取り組んだとき、ぼくが書いたものを見せてあげられたらと思った。

 今日も町に出ていく。

 町の地図を書いていく。

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