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草の根広告社/秋谷日記(ニコニコチャンネル復旧までの臨時更新)


一部ニュース等でも取り上げられております通り、
2015年より草の根広告社を月水金配信させて頂いておりますニコニコは
大規模なサイバー攻撃を受けており、
サービスを一時的に停止しております。
そのため、今週月水金に予定しておりました配信については、
ニコニコ側で復旧の目途が立つまでは
こちらでの公開とさせていただきたく、ご理解のほど、お願いいたします。

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「令和6年6月6日」

 ガザの学校がイスラエル軍の戦闘機によって攻撃された。14人の子供を含む40人が殺された。イスラエル軍はこの学校にハマスの拠点が置かれていたと主張している。百歩譲ってそれが真実だったとしても「民間人の子供がいるから攻撃できない」というのが当然の判断ではないだろうか。常軌を逸しているとしか言いようがない。

 イスラエルのネタニヤフ首相には先月逮捕状が出ている。国際刑事裁判所が請求した「人道に対する罪」。ニュルンベルク裁判で規定された4つの戦争犯罪のうちのひとつだ。裁かれたのはナチスドイツの主要幹部24人。ユダヤ人に対するホロコーストを裁く為に設けられた規定だ。ヒトラーによって人間の尊厳を蹂躙されたユダヤ人の首相がその80年後にパレスチナの民間人に同じことをしている。誰も想像し得なかった未来ではないだろうか。しかしながら、その逮捕状にアメリカのバイデン大統領は反発している。議会も国際刑事裁判所職員らに制裁を科す法案を可決している。国の財政を左右するユダヤ金融資本の顔色を伺っての反応だと言われている。国際刑事裁判所としては忸怩たる思いなのだろうが「勝者が敗者を裁く」という不平等で理不尽な戦争裁判を許してきたツケでもあるのだろう。人類史上最悪の無差別虐殺と言われているアメリカの原爆投下は国際司法の場で裁かれていない。きっかけが侵略であろうが自衛であろうが、百歩譲って戦争を終わらせる為という理屈に正当性があったとしても、戦争における犯罪行為については勝者も敗者も平等に裁かれる。国際社会がそうならない限り真の平和は訪れないのかもしれない。世界中の民間人が安心してくらせる未来は訪れないのかもしれない。

 被爆国である日本では広島はネタニヤフ首相を平和祈念式典に招待している。長崎は見送っている。国際的に逮捕状が出ている人物が入国したとき、日本はどう対応するのだろう。逮捕して引き渡すのか、見過ごすのか。世界が日本を見ている。

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