老いて、つい口ずさむのはどんな歌ですか?(藤村公洋)
大好きな年末が終わってしまった
明けましておめでとうございます。
今年も「渋谷のラジオの惑星」並びに「美しき老いの羅針盤」をよろしくお願いいたします。
これを書いている今日は1月1日。
いつもの元日と同じく起き抜けにビーチ・ボーイズのベスト盤CDを聴きながらキーボードに向かって、、いやいやウソです。何かを聴きながら文章を書けない性分なもんでね、CDはさっき終わりました。今は無音です。聴きながら書いてるって方が雰囲気あるでしょ。どうせわかんないんだからそのままにしとけばいいものをさ、そのへん律儀なんですよ。ウソがつけないの。日常会話ではウソばっかりつく癖にね。
えー、コホン。前にも書いたかしら、僕は12月26日から31日までが1年でいちばん好きな1週間でしてね。理由は単純明快、終わりゆく切なさ、哀しさ、心がじゅくじゅくするからでありまして、そういった気分を満喫するべくその間に聴きたい音楽はたくさんあるんですよ。
まずビリー・ホリデイね。
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