くすんだ思い出は忘却の彼方に

このnoteは競馬予想か音楽遍歴か、もしくはぼくのどうでもいい雑感をメインとして書かれているのですが、この3つをぼくのなかでどう位置づけられてるか話しときましょう。
まず、ぼくのなかでの力の入れ具合としては、音楽遍歴>競馬予想>雑感、なんですよ。で、この3つでどれが一番読んでいる人の反応が良いか?…コレ、最後の雑感なんですね。おかしいよ!競馬予想はとにかくとして、音楽のこととか語ったらモテるんじゃなかったの?肉欲の洪水で溺死するつもりだったのに!

そんなわけで、今日は雑感です。内容なんてないので、時間が貴重だと思う人はここで読むのやめてください。肉じゃがを作ったり、衣替えをしたり、入院してる赤の他人の見舞いをしたり、もっと有意義なことはたくさんありますから。

昔の話が多いので、たまには最近の話もしておきましょう。
ぼく、もうすぐ34歳になるんですよ。12月で34歳。プレゼントください、手作りシチューとか。貰っても不法投棄しますけど。
最近の子どもは意識することないと思うんですが、ノストラダムスの大予言ってあったんですよ。1999年の7月に恐怖の大王が空から降ってくるってやつ。ぼくが中2の年だったんですけど、小さい頃からなんとなくは意識はしていて「中学二年生でぼくの人生は終わりなんだ…宿題なんかやってられるか!そんなことより、振ったらヒュンヒュンって良い感じの音が鳴る木の枝を探そう!」なんて思ってましたよ。で、実際、枝を振り回してましたよ。

そういえばぼく、小学校の低学年の頃って宿題をほとんどやらなかったんですよ。当然、親とか先生に怒られるんですけど…怒られたら普通やるじゃないですか。でもやらなかったんですね。どこまで一般的なのかわかりませんが、漢字学習帳ってのがあって、漢字一文字が書いてあって、その漢字の使い方が書いてあって、その漢字を模写するスペースがあるの。ぼく、模写って意味あんの?って思ってたんですよ。見たら覚えられるし。だって低学年の時に習う漢字なんて「土」とかですよ。いや、何度も模写する必要ないでしょう!ロマサガやらせてくれよ!

たぶん、ぼくはいまの教育界ならADHDとか学習障害とかレッテルを貼られる子どものような気がするんですよ。よくサザエさんなんかでカツオが夏休みの宿題をぜんぜんしてなくて8月31日に大慌て、みたいな話があるじゃないですか。ぼくは31日をむかえても山のように動かずに不動心を保ってましたからね。宿題?そんなことよりザリガニ投げしようぜ!(子供の頃に友達と考えたスポーツ。ザリガニを遠くに投げたほうが勝ち)

夏休みの自由研究も従兄弟から貰った戦車のプラモデルを持っていきました。当然のように怒られましたが、アレはアレで作るの大変じゃないですか。ぼくは完成品を貰ったので、たしかにぼくは一切作っていませんが、それはいいじゃないですか。クラスのブスなんか牛乳パックとかヤクルトの空き容器を活用して謎の工芸品を作ってやんの。オーパーツ?って感じで。そしてそれを体育館に飾られて悦に入ってんの。そんなことより鏡を見ろ!瓦そばみてえなツラしやがって!

話が逸れました。
今日は最近の話をするつもりだったのに、なんで小学校時代のブスを攻撃しているのか。ダメですよ、ブスとか言うの。
あぁ、でもコレ、書いているうちにいろいろ昔のことを思い出すんですよ。「帰りの会」ってあったんですね。授業がすべて終わったあとに行われる小規模なホームルームなんですけど、ぼく、そこですごい糾弾されてたんですよ。それはもう毎日のように。たとえば「今日鶴川さんの前でブヒブヒ言って鶴川さんを泣かせてました!」みたいな。鶴川さん、デブで名を馳せてたんですよ。いや、でも言うじゃないですか、それくらい。好きな子にどう話していいかわからなくて意地悪するようなもんですよ。鶴川さんのことは嫌いでしたけど。

ああいうのって戦時中の隣組の密告みたいなもんだと思うんですよね。非国民を探せって感じ。そういえば有名な話ですが、学校ってシステムは基本的には軍隊をモデルとして作られているわけですよ。いかに効率よく国力を上げる模範的な人間を作るかっていうのが教育。これが人の殺し方を教えるっていうなら軍隊なわけですよ。だからぼくは模範的な人間ではなかったんでしょうね。いや、ぼく以外にもいましたよ、糾弾されてる子ども。だいたい3人から4人くらいなんですよね、そういう義務教育の敗北を感じさせる子どもたちって。

…最近の話はどうした!
もういいです、どうせぼくはアレですから。ロボトミーが失敗した脳の持ち主ですから。せっかくなんで最後まで昔の話をしましょう。帰りの会の話をしましたけど、なんなんでしょうね。毎回おなじ女子が発言するんですよ。学級委員長タイプっていえば聞こえはいいですが、要は教師に気に入られるための規範をインストールしてるだけなんですよ。あいつらいまは絶対ネット上で芸能人の不倫とか叩いてるよ!で、その教師のモラル意識が正解かといえばそうじゃないんですよ。いや、鶴川さんのことをドッスン(マリオに出てくる岩みたいなやつ。鶴川さんに激似)とバカにするのは良くないですよ。悪いことですけどね、でもまぁ結局怒られても次の日には忘れるんですけどもね。海馬、ないんでしょうね。

ジーザス!ファッキンマイアス!
最後に一度読み返してみましたが本当にどうでもいい内容になってますね。しかしコレ、人によってはイジメを肯定した文章のように読めるかもしれませんね。
いや、一応鶴川さんのその後を言っときますと、本人の努力なのか家庭でメシが出されなくなったのか、なんなのかよく知りませんが、小学校の高学年の時にはダイエットに成功してデブだとバカにされることはなくなっていました。周りのぼくらも成長して悪口なんかより「吉田さんの胸の膨らみ方は高度経済成長期のようだ…揉みたい…」とか思ってましたから。
鶴川さん、今は家庭を築いて幸せなママをやってるらしいです。ぼくが最後に会ったのは成人式の時でしたが、その時には自分で「昔、あんたらにドッスンって言われてたよね、あはは」みたいに言ってましたよ。まぁ成人式の時も男子はカゲでドッスンとは呼んでましたので、鶴川さんの認識は間違っていますが、別にいいでしょう。幸せでなにより。そんなこんなでハッピーな締め方をしたところで、じゃあまたね!

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