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暗黒のウェルサ ドラゴンのデッキ紹介

はじめに

こんにちは、横浜F・マリノス所属のkaoruです。
暗黒のウェルサ環境も始まってもう少しで2週間が経過しようとしています。環境を見渡してみると、

世はまさに、大ドラゴン時代!

ってくらいにドラゴンが競技シーン・ランクマッチ共に溢れているので、今回はドラゴンに着目してそのデッキタイプを細かく分けて見ていきたいと思います。

実はこの記事の公開までに暗黒のウェルサ期のJCGローテーション大会は3回開催されていてその全てでドラゴンが優勝しています。名実ともに…って感じですね。
それらのデッキにも触れていきます。

競技的に分析した詳細の解説というよりは概要の紹介となりますので初心者の方でも問題なく読めるような全対象向けの記事となります。

※この記事ではカードは略称を用いています。ご了承ください。
例:正式名「覇道の君臨者・フォルテ」→ 記事中「フォルテ」

乗り物ドラゴン フォルテ採用型

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最も一般的な乗り物ドラゴンの形です。
13×3が固定枠で、ラスト1枚の枠には様々なカードが採用されます。

分かりやすく強い!

というのがこのデッキのポイントかつ全ての人におすすめ出来る1番のポイントです。

ppブースト、7結晶フォルテ、エンハンスロイという上振れムーブがありつつ、従来の乗り物ドラゴンそのままに自分から攻めて相手のライフをガンガン削っていこうという攻撃的なデッキです。

フォルテの追加により、早期ターンに強力なボードを形成し勝つというのも勝ち筋として追加されたのが大きいです。
フォルテが割れるターンには、
5/5のドラゴン+5/9守護ラストワードのフォルテ+9or10pp分のカードをプレイ
することが出来るのでゲオルギウスやティアマト・マグナ、進化権が残っていればレジー進化を合わせることなどで相手の面を処理しておきながら、全てのカードを処理することが不可能な面を押しつけることが出来ます。

フィニッシャーであるガンダゴウザは言わずもがなで守護を無視して8点+αの大打点を飛ばすことが出来る強力なカードです。

3回開催されたJCGのうち2回優勝という結果を残していますし、疑いようがなく今環境ここまでの中心デッキですね。

このデッキを用いたプレイングなどはこちらを参考動画として紹介させていただきますのでこちらもぜひご覧ください。

【シャドバ新弾】フォルテとガンダゴウザの相性が良すぎて入籍した乗り物ランプドラゴン【シャドバ/暗黒のウェルサ】
https://youtu.be/-Aud_wXMNCU

乗り物ドラゴン 残影型

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フォルテの代わりに、残影のドラゴニュートやレンチスミスを採用した形ですね。

フォルテが高コスト、最短着地の場合しか強くない、直接的な打点には変換されていない、といった点を懸念し、残影のドラゴニュートやレンチスミスの乗り物によって打点を高めているデッキです。

レンチスミスを採用していることで3コストが厚めになっており序盤の安定感を高めている点もポイントとなります。

残影のドラゴニュートは覚醒時であれば相手の守護を破壊しつつ再疾走で打点を与えたり、フォルテ型ではレジーの進化時効果を直接打点として乗せるフォロワーが少なかったですがこのデッキではバフの乗せ先として用意しています。

フォルテ型と比較してライフの押し込みに特化しているより攻撃的なデッキと言えるかもしれません。

このデッキを用いたプレイングなどはこちらを参考動画として紹介させていただきますのでこちらもぜひご覧ください。

【シャドバ】まさかのフォルテ不採用!? 新環境の乗り物ドラゴンを徹底解説!【Shadowverse/暗黒のウェルサ】
https://youtu.be/Km8NRMikPHM

乗り物ドラゴン ギルヴァ型

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ドラゴニックコールやギルヴァを採用した形になります。

ガンダゴウザとギルヴァの枚数を調整することで、覚醒時のドラゴニックコールでギルヴァをサーチ出来るようにしています。

乗り物ドラゴンとしての基盤の強さはそのままにギルヴァ絡みの強さを活かせるデッキ構成です。

フォルテ型のppブースト、7結晶フォルテといった上振れと同じようなパワーがギルヴァにもあります。
先行の1ブースト5Tギルヴァや後攻の2ブースト4Tギルヴァは進化時効果も相まってブーストの隙を埋めてくれるので相手の序盤の押し込みに強くフォルテにはない強みとなっています。

ギルヴァを着地した場合には空盤面からでも打点が飛ぶので、未来への飛翔のグランや、覚醒時ドラゴニックレイジといった、他のデッキタイプでは補充ターン、攻めへの準備ターンにも同時に攻めることが出来るのがこのデッキの特徴でとても強力です。

一方で盤面にフォロワーや乗り物を出してしまうとせっかくのギルヴァの強みは活かせないのですが、そこは5アクセラレートバハムートで自身のラスティナや相手のフォロワーを破壊しつつバハムートの効果で打点を上げたりといったコンボ的なリーサルを見据えることもあります。

上記2デッキと比較すると乗り物ドラゴンの中ではテクニカルなデッキ構成であると言えるかもしれません。

このデッキを用いたプレイングなどはこちらを参考動画として紹介させていただきますのでこちらもぜひご覧ください。

[シャドバ]12連勝!ライドドラゴンが強すぎてナーフ不可避の件
https://youtu.be/TyRQSGUN4HY

ティアマト・マグナ

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競技的な話はしないと書いておきながらではあるんですが、乗り物ドラゴンで勝つために1枚だけ特記で紹介させてください。

ティアマト・マグナです。
このカードの使い方で負け試合を拾えたり勝ち試合を落としたりすることが体感多いように感じます。

今の環境デッキの中には「攻撃されない」フォロワーに対する処理が苦手なデッキが存在しています。
代表例としてはAFネメシスであったり、セッカエルフもセッカ進化や決意のラティカの3打点などと限られています。

これらのデッキには盤面に当たれるフォロワーを少なくすることで相手の動きを窮屈にし次ターンにこちらのリーサルを見据えるといった動きが出来るこのカードの結晶効果が強く働く場合が多いです。

また、その対面に限らずとも所謂細い勝ち筋を通すときにこのカードの結晶効果でフォロワーを隠して取られなければ勝ちといったプランを取ることで勝てることもあります。このままじゃ負けてしまう…という時にはガンガン強気の択を通しにいきましょう。

一方で本体効果もとても強力なのでむやみに結晶で切らない、ppブーストを優先し相手の横並べを覚醒時に本体プレイでライフを回復しつつ返すといった基本のプレイも必要になります。

どちらの効果も強力なので状況に応じてこのカードを強く使えるようになると戦略の幅が広がりますね。

庭園ランプドラゴン

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ここまでに紹介した乗り物ドラゴンとは全く異なるデッキタイプとなるのがこちらの庭園ランプドラゴンです。

豊富な回復カードを活かした守備的なデッキでありながら、万華の鳳凰の進化で場に出る庭園を活かして高コストフォロワーを並べたり、ガンダゴウザを2枚同時にプレイしたり、ガンダゴウザ+バハムートで一気に削りきるといった勝ち筋を見据えるデッキです。

鳳凰の庭園は相手にも作用してしまうので相手のコンボや強力な動きを手助けしてしまうこともあり難しそうに思えるかもしれませんが、庭園を活かすデッキ構築にしているのはドラゴン側なので使うとパワーで押しきれることが多いです。

積極的に庭園を場に出し強力な高コストカードをどんどんプレイして押し付けていくのが強い動きとなります。
特に3コストとなったゼルガネイアで除去+回復+補充を一度にしてしまう経験をするとこのデッキにはまりますね。

ドラゴニックコールは禁忌をサーチ出来るようになっています。
禁忌の融合の3回目は2ドローなので、庭園を場に出してから行うことが出来ればパワーは高いです。万華を引けていない場合には引くまで待つか、引くために融合するかといった判断が求められます。

このデッキの強みとしてはフォルテの面での押しつけといった勝ち筋を禁忌が封殺してくれることや、回復とリソース差で乗り物ドラゴンをコンシードに追い込むことが出来る主張が出来る点ですね。

暗黒のウェルサ環境初回のJCGで優勝を果たし注目度が急上昇しました。

その他のデッキタイプの中心となる注目すべきカード達

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ディスカードドラゴンですね。
先に紹介したデッキと比べるとまだまだ注目度はこれからですが復権があるかもしれません。

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単体で強力なカードであり環境にマッチしていると見られた時には採用され、ディスカードドラゴンとの組み合わせや、ホエールドラゴンといったデッキの軸になることも考えられるカードです。

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バフドラゴンを使うとすれば言わずもがなの中心カード。
バフが強力に活きる環境となれば単体で採用されることもあるかもしれません。

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OTKドラゴンはまだまだ生きています。
単体でも強力なのでppブーストから突然飛んでくる高スタッツ盤面全処理は脅威です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

流行しているドラゴンのデッキタイプの紹介でした。

自分で使用する時の参考にするのももちろんですが、相手からカードが飛んできたときにああこのタイプかなど判断できるようになるとシャドウバースがより楽しくなりますね。

デッキ作成もシャドウバースの楽しみのうちなので、この記事で紹介しきれていないカードを採用し自分だけのデッキだけを組んでほしいとも思います。

それでは、ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

暗黒のウェルサ環境はまだまだ始まったばかりです、お互い頑張っていきましょう。

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