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【機械ネメシスの詳細解説】+【RAGEDAY1~RAGEDAY2に向けての環境考察】

はじめに

横浜F・マリノス所属のkaoruです。

RAGEDAY1に参加された皆様、お疲れ様でした。

この記事は機械ネメシスの構築解説記事+7/7に行われた能力調整から10日ほどで開催されたRAGEDAY1までの環境考察、RAGEDAY2・WGPオンライン予選までの環境予想の二部構成です。

メイントピックは機械ネメシスの詳細解説となるので、機械ネメシスを使用しているが思ったより戦績が伸びていない方、構築やプレイングに不安がある方、今後も続く競技シーンで使用する予定のある方、対面の動きを学びたい方、など広くおすすめですのでぜひ購入を検討してみてください。

ランクマッチ、競技シーン問わず、機械ネメシスというデッキの認識が変わる人も多い内容になっていると自信をもっておすすめできます。

参考戦績

Ratingsで第17期前半戦開始日7/12~7/18で70戦という指標としてはそこそこな数ではありますが70%と高水準の戦績を記録しています。

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7/18(日)に開催されたJCGローテーション大会にて機械ネメシスを使用して優勝しました。

機械ネメシスとは

新パックで追加された<極致の創造主・ベルフォメット>や付随するタイプ:機械のカードを採用したデッキであり、

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<極致の創造主・ベルフォメット>と<アブソリュート・トレランス>の2種類のカードをフィニッシャーとした

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コントロールデッキです。

基本的なリーサルパターンは、

・9ppにベルフォメットを着地して返ってきたターンに勝つ
・トレランス2枚+進化の20点やトレランス+疾走orバーンで削りきる

の2種類があり、このどちらかのプランでゲームを進めていくことになります。

使用構築

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基本的にはこの40枚を完成されたデッキだと考えています。
主張点は頻発するミラーで強いのがこの形だと認識しているからです。

このデッキリストでは採用外とした自由枠と言われるカードについても後述していますが、まずは、確定枠から見ていきましょう。

☆機械カード5種類×3枚=15枚

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デッキの強力な軸となるカードです。
中盤を繋ぐ動きとして強力なカード群であり、ベルフォメットの融合素材になるので枚数を減らす要素はありません。
<機械兵>や<大型機械兵>のような手札に機械タイプのカードがないと効果が発動しないカードもありますので枚数は重要です。

☆<ラミエル>+<アブソリュート・トレランス>2種類×3枚=6枚

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機械カード同様に重要である減らす余地がない枠としてこの2種類のカードが挙げられます。

このデッキは9ppに早く到達することが重要な勝ち筋となるためラミエルは後攻で最も欲しいカードになります。
重要となる考え方として、繰り返し強調しますがこのデッキはコントロールデッキなので進化権を基本的には温存した立ち回りを意識します。
そのため、先行でも中盤の1ターンを軽い守護で返して次のターンに面を大きく返すなどのプレイングをする際に有用なカードとなります。
相手が焦って進化権を投資して攻めてくる場合に極めて稀ですが先行でブーストが出来たり、後攻で2ブーストのカウンターを決めたりなんてこともあります。

フィニッシャーであるトレランスも3枚採用を疑う余地はありません。
先に紹介したデッキリストにおいては、<界門のホムンクルス・ラズリ>を採用しているので、9ppまでに1枚のトレランスのコストを0にすることが出来れば、0トレランス+9ラズリエンハンス+進化で守護一面までを返しつつ20点リーサルに持ち込むことが出来ます。
守護一面までを強調したのはベルフォメットから出てくる守護が一面だからです。
後攻のラミエルブースト、後8ベルフォメットに先行側で対応する大きなプランとなりえることがこのデッキリストがミラーに強い主張をする理由の1つとなります。


※ここからまだしばらく確定枠解説は続きますが、プレイングやデッキ構築の根幹に関わる話が多数出てくるため有料設定とさせていただきます。

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