見出し画像

日本の歴史・神様記を書くにあたって。


 日本の神社によく訪れるようになったのは、2011、2年くらいからだろうか。

 蝶々さんという、今では日本の女性の未来についてたくさんの発信をしている作家さんが好きなのだが、その蝶々さんのイベントに行き始めたのがそれくらいの頃だった。最初は伊勢で行われたイベントに行けなかったので、時期が外れた時に一人で出かけたのだ。それがきっかけといえばきっかけかもしれない。

 もともと日本文化も好きだったし、旅行などで神社仏閣に訪れることはあったと思う。でもここまで頻繁ではなかったし、ここまで真面目に(まるで仕事のように)は行っていなかった。

 

 蝶々さんによれば、神社は波動の高い場所で(大御所のところは間違いなく)、日常生活でついてしまったオリや垢や低い波動などが祓われる、だから特に敏感な現代女性は神社に出かける機会を持つべき、と常々言っておられる。

 蝶々さんは、でも別に神道の布教をしているわけではないし、ゴリゴリのスピリチュアル業界の人でもないので(ある意味ではもっと本腰の人だけど)、わたしはもっと深く神社や日本の神様について知りたい、勉強したいと思っていた。


 次に出会った「先達」が「ひっそりスピリチュアルしています」シリーズで有名な桜井織子さんだった。はじめは失礼ながら胡散臭いと思っていたのだけど、職場の図書館であまりにも予約に回るので手にとってみた。この人は本物だろうと思って、そこからご著書はほぼ全て購入して拝読している。

 織子さんは祖父母が霊能者と審神者(さにわ)という家庭に生まれ、その能力がありながら、自分でも一生懸命に霊能力が上がるように修行されてきた方である。神仏の姿が視えて、声が聞こえる。悪いものを見分けることもできる。そして何よりこの人は信頼できると感じたのは、介護のお仕事をされていて(現在は執筆活動に専念されておられるようです)、お人柄がとても謙虚である、ということだ。

 織子さんは惜しげも無く、自分が神仏と交流して見聞きしたこと、霊能力を上げるためにされている努力や修行のポイントなどを丁寧に説明してくださる。わたしはご著書を読みながら、一つ一つ真似をして、神社へ参拝するようになった。


 現在、この4、5年くらいは、大体年に1回くらい伊勢に行き、他の時期にも1、2箇所は大きめの聖地やパワースポットに行っている。行き先は本や何かで調べてから入念に計画して行こうとする場所はあまりなく、どちらかというと出かけた先でおすすめされたり、ちらっと見たものがなんとなくずっと気になっていて行く、とかそういう直感に頼る感じである。


 ずっと前から出かけた神社について、きちんとしたレポートをしなければいけないとは思っていたのだが、情報量の多さに後回しになっていた。やりたいことの偉大さに実現する前から尻込みしていた感じである。

 けれど、この2年くらいで、自分がどうしても日本という国のルーツを考えなければならない状況にいたり、そしてそれを望まれているといことを伝えてもらう機会に恵まれたので、重い腰を上げることにした。本職の絵描き業でもやっと本格的に日本をテーマにして描き始めている。



 

 随分硬い文章になってしまって、これからどんな大仰なフィールドワークの研究結果が展開されるのか・・と期待されてしまいそうだけれども、どのようにまとめられるのかはまだ今の時点でわかりません。できるだけ、平易な言葉で、わかりやすく、でも時には知識も交えながらお伝えできるといいと思っています。


かおる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?