「早春の東海道」人の世をずっと見続けて来た松並木は今も健在です。
国道1号線を横断歩道橋の上から
見下ろした構図になっています
少し高い視点は いつもの見慣れた景色とは違って
新鮮な感じがします
春霞の中 遠くに富士山の勇姿も見えて
清々しい気持ちになります
車道に落ちる松の木の影の様子から
作者は午前中に現場を訪れて
写真に収めたり 軽くスケッチなどをしたのだと思います
それを自宅に持ち帰りアクリル絵の具で
F6号のキャンバスに向い 作品を仕上げたのでしょう
この場所は 東京から50㎞程離れた東海道の松並木です
江戸時代の髷を結った武士や早飛脚が
走り抜けた松並木は今も健在です
時代が移り 今は車が激しく往来する国道1号線ですが
人の世をずっと見続けて来た松並木は
どんな思いで この道を見つめているのでしょう
絵画講師 若林薫 評
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