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「波型画面の絵」違った表情を楽しめる1枚の絵を描いてみました・・・。

絵を描くとは、スケッチブック(紙)に描くか、キャンバス(布)に描く
平面的なイメージだと思います。
フラットな面に描かれているのを一般的に想像されると思います。

そこでこんな提案をいたします。
梱包などに使われる段ボールの波面に絵を描く事をやってみました。
段ボールの波面を使うことによって、三次元の空間を生み出す事が
出来ます。
例えば 画面を真正面から眺めると、通常の平面絵画ですが
鑑賞者が左右に移動する事で、今まで見えていた面は
姿を消してしまい、新しい面が目に入って来ます。
同一画面に異空間が出現する面白さを楽しむ事が出来ます。

これを大画面に応用して、多方面から段ボールを貼り合わせる事で
空間が目まぐるしく変化する絵画を作り出す事も可能です。


段ボールに描く準備

 ① 段ボールを用意し表面の紙を まずはがし波面を出す。
          注)段ボールは平らな紙で挟むように波型の紙があります。
     片面の紙だけをむしり取り波型を出してください。

 ② 波面全体にアクリルの下地材(ジェッソ)を塗る。
          *(ジェッソ)は画材店で50ml入り418円で購入できます。
   注)下地材を塗らないと絵の具の水を吸った波面がヘタって
     しまい波が崩れてしまいます

 ③ ジェッソを塗った面を良く乾かしその上にアクリル絵の具で
   彩色します。


絵画教室の生徒さんの作品をご紹介いたします
*正面からの画像しかありません

菩提樹   F4号(33.3×24.2)㎝



時計台(ドイツ)  F4号



ピエロ   SM(22.7×15.8)㎝



F4号



灯ともし頃   F4号




F4号




イチジクとトタン屋根  F4号




いかるがの秋  F4号



やってみた人達の感想

① 一気に真っ直ぐ塗れない。
② 波面に合わせて絵の具を塗るので時間がかかりました。
③ 出来上がった時、平面絵画なのに奥行きを感じ錯覚しました。
④ 見る角度を変えると、違う絵に見えてドキッとしました。
➄ 描いている間は想像出来なかった面白い表情が見えました。





やってみた大賞に応募した記事



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