我が師の恩

卒業シーズンになると思い出すのは
私を作ってくれた先生たちのこと。

1人目は小学校3年生の担任。
普段めったに笑うことのない先生。やんちゃな子にはきちんと、叱ってくれた。
教室には〇〇文庫という先生の名前がつけられた本棚があった。いろんなジャンルの本があり、私が本に興味を持つきっかけは間違いなくこの時だった。
その翌年から不登校のクラスメイトに連絡帳を毎日届ける役目をこの先生から頼まれ卒業時には、市の善行児童に選ばれ表彰して貰えた。

2人目は4年生の時に入った創作クラブの顧問の先生。
もともと工作やお絵描きは好きな方だったけど、この先生に出会えたことでいろんな道具や手法?を知った。

発泡スチロールを電熱線でカットして船を作り学校のプールに浮かべたり、アクリル絵の具で拾った石をカラーリングしたり·····マーブリングを初めてやったのもこの時。半紙を折りたたんで絵の具を吸わせて模様作ったり。サークルカッターを知ったのもこの時。

先生は毎月、壁の掲示物を作っていて私が書いていた絵をヒントに次の月の掲示物が決まったこともあったな。

楽しくてその翌年も先生が顧問のクラブに入ったほど。その時にはクラブ員全員の絵を繋げるっていう大作を作った。人の画用紙に乱入して描いちゃう感覚はなかなか印象的だった。

3人目は、5~6年と2年間担任だった先生。
ちびまる子ちゃんが好きで宿題の点検印はいつもまる子ちゃん。
引き出しの一番下は、りぼんとかなかよしの付録のシールが沢山入ってた。
いつもポロシャツで襟をたててた。

4人目は高校の英語の先生。
とにかくしっかりやる子には褒めてくれた。英語が好きになったのはこの先生。学園祭で1000円くれてなんか買いなって気さくにくれた。

短大時代のゼミ担任も
授業さぼっても見逃してくれて、
ギャルには厳しくて、ギャルのイタヅラに本気で怒ってたけど笑。
ギャルは自分のカツラを隣の席に置いて、さも寝てる子がいるように装ってたら担任が起きなさい!そこの子!って笑。

今の先生、こんなに面白い先生いる?
皆、余裕なさすぎだよね。


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