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にゃんこ先生の猫でもわかる「音楽理論」表現編

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楽典の基礎を楽しく学べる「絵本感覚の音楽教本」にゃんこ先生の『表現編』の記事のまとめです。 にゃんこ先生の音楽理論はTwitterで広まり、公式LINEの読者は1200人程になり…
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#ピアノ教室

リズムってどんなふうに感じるの?

■音符はみんな同じ速さで進む!8分音符、16分音符は、演奏すると「手は速く」動きますが、決して「速い音符」ではありませんね。 1小節や1拍を「どの様に分ける」かが違うだけで、どの音符が並んでも曲の流れは一定(等速)! 流れの中で「綺麗に分ける」ことがとても大切です。 ■どうずれば綺麗に分けられる?まずは、「等速感」=「拍を正確に刻む感覚」が大切です。 (ここが正確でないと、そもそも綺麗に分けられないですよね!) 拍を「点」でなく「円」(流れ)で捉え、身体で感じることが

「強弱」はイメージが大切!

■「記号」に反応しない!f(フォルテ)の記号に反応して、「よっしゃ強く💪」と思うと、いつも同じ表現になってしまいます。 曲の世界観、流れ、イメージを大切に、その場面に自然に溶け込むフォルテが出せるといいですね! ■距離感(遠く、近く)に関して🔴こちらから遠くへ届けたい場合は強い(f)音を出しますが、遠くから聞こえる場合は弱い(p)音ですね! 🔴(相手が)少しずつ近づいて来るのは、クレッシェンド(だんだん強く)、遠ざかって行くのは、ディミヌエンド(だんだん弱く)のイメージ