マガジンのカバー画像

にゃんこ先生の猫でもわかる「音楽理論」表現編

6
楽典の基礎を楽しく学べる「絵本感覚の音楽教本」にゃんこ先生の『表現編』の記事のまとめです。 にゃんこ先生の音楽理論はTwitterで広まり、公式LINEの読者は1200人程になり…
運営しているクリエイター

記事一覧

リズムってどんなふうに感じるの?

■音符はみんな同じ速さで進む!8分音符、16分音符は、演奏すると「手は速く」動きますが、決して「速い音符」ではありませんね。 1小節や1拍を「どの様に分ける」かが違うだけで、どの音符が並んでも曲の流れは一定(等速)! 流れの中で「綺麗に分ける」ことがとても大切です。 ■どうずれば綺麗に分けられる?まずは、「等速感」=「拍を正確に刻む感覚」が大切です。 (ここが正確でないと、そもそも綺麗に分けられないですよね!) 拍を「点」でなく「円」(流れ)で捉え、身体で感じることが

「拍」を綺麗に「2、3、4等分」しよう!

■1拍を2、3、4等分しよう!「拍を綺麗に分けられること」はとても大切です! 1拍を2つ(8分)、3つ(3連)、4つ(16分)に分ける練習が出来る、 『ねこふんじゃった変奏曲』を作りました! 是非、お手軽に歌ったり、弾いたり、リズム打ちしたりしてみてくださいね。 1拍を… 2つに分けているのは「ねこ」 3つに分けているのは「こねこ」 4つに分けているのは「おやねこ」 の部分です🎶 「ねこねこ…」の部分から、左手は半音ずつ下がっていくだけなので、お手軽に弾いて頂けると

「裏拍」と「休符」を感じよう!

■「裏拍」と「休符」を感じよう!リズムがしっかり取れるだけで、演奏がガラッと垢抜けますね。 楽しみながら手軽にリズムトレーニングをするには、「言葉」を当てはめるのが一番です。 是非、色々な速さでトライしてください。 (ゆっくり正確に取れることもとても大切です!) ■シャッフルバージョンにもチャレンジ!こちらは、歌って身につけるソングバージョンです。 「シャッフル(跳ねるリズム【タッカ】【ターカ】)バージョン」も入っていますので、合わせて歌ってみてください。 🍎等分バ

「リズムパターン」はこれだけでOK!

■8分音符のリズムパターン「2拍子のリズムパターン」に、歌詞と曲をつけてみました! 8分音符(1拍を2つに分ける)のリズムパターンを、歌いながら、自然に身体に染み込ませましょう。 ■16分音符のリズムパターン8分バージョンを倍速で歌うと16分バージョンになります。 16分音符(1拍を4つに分ける)のリズムパターンを、歌いながら、自然に身体に染み込ませましょう。 16部音符編は、音程をつけずに、メトロノームに合わせて「ラップ」のように歌うのもオススメです! ■応用編へ

「シンコペーション」のリズム

■「シンコペーション」のリズムポップスで良く出てくる「シンコペーション」のリズム! 🔴「たあん・たあん・たん」 🔴「たあん・たーーーー」 シンコペーションとは… 拍からアクセントがずれた状態のこと。 聴こえない(音が抜ける)拍頭をしっかり感じる事が大切です。 ■「8分」のリズムを感じよう8分の「たあん・たあん・たん」「たあん・たーーーー」は、伴奏で良く出てきます。 動画では、「炎(ほむら)」のリズムを紹介しています。 カクカクせずに自然に刻む事が大切ですが、 「伸ばし

「強弱」はイメージが大切!

■「記号」に反応しない!f(フォルテ)の記号に反応して、「よっしゃ強く💪」と思うと、いつも同じ表現になってしまいます。 曲の世界観、流れ、イメージを大切に、その場面に自然に溶け込むフォルテが出せるといいですね! ■距離感(遠く、近く)に関して🔴こちらから遠くへ届けたい場合は強い(f)音を出しますが、遠くから聞こえる場合は弱い(p)音ですね! 🔴(相手が)少しずつ近づいて来るのは、クレッシェンド(だんだん強く)、遠ざかって行くのは、ディミヌエンド(だんだん弱く)のイメージ