梅雨明けの入間川橋梁にて。2021年7月、JR八高線209系電車3100番代ハエ71編成
ふだんは非常におだやかな流れなのですが、大雨の翌日でめずらしく水量が多くて、河原に降りられないほどでした。ごうごうという感じで水が流れるようすは美しくもあり、かつおそろしさも感じさせました。
こういう風景を見ると椎名林檎ネキの（というよりも、東京事変の）「落日」を思い出して聴きたくなりました。でも、聞き始めたら列車が来るタイミングを逃しそうだと思い「『何が悲しい』と尋かれたって／何も悲しんでなど居ないさ／丁度太陽が去っただけだろう／微かな希望と裏腹に／ごく当たり前の白けきった／夕日を迎えた」というくだりを、何度も何度も脳内再生しながら撮っていました。
夕景を見ながら東京事変の曲を思い出すあたりは、自分もすっかりおとなになった気がします。
東京事変「落日」作詞作曲：椎名林檎より引用
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