1介護を外注しても、家族がやること
介護のために会社を辞めないで、という啓発が盛んである。
そのメッセージは正社員で、大企業に働いている人に向けられたものだ。
私は大企業に勤めた経験も無い、パートを不眠や疲労やパワハラで辞めた者である。辞めて自宅療養中に、親が手術、その後認知症が発覚した。
しんどいのだが勤務している人より時間はあった。それでも世間に啓発されている介護準備の日数は、少な過ぎると感じる。
働かせる側にも働く側にも知って欲しい。もっと時間が要るのである。
お役所が説明を送ってくるにも関わらず、電話で訊かないと分からないことが多い。平日5時15分までに問い合わせる回数が増える。最初からデイサービスなどの行く先が決定していて、本人も同意している訳ではない。4
約5日 入退院が済むまでは、通院が数回あり、半日以上付き添いが必要。基本主治医の勤務日なので、家族の希望の曜日にはならない。
住んでいる所の包括支援センターへ電話日程、調整。
半日 介護の聞き取り調査の日、紙の書類をこの先沢山書くことからは逃れられない。若いころから今までどんな仕事や生活をしてきたか、3人位に同じことを説明するのが面倒で紙に書いてコピーしたものを渡していた。
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