冒険と出逢いと現在と

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時代は平成から令和になった。

2019年は終わり、オリンピックイヤーである記念すべき2020年が幕を開けてからもう11日が過ぎ去ろうとしている。

2年前の私は、一人でヨーロッパを旅した後、トルコの空港でずっと憧れていた本場のトルコアイスを食べながら深夜便を待っていた。

1年前の私は、仕事帰りのプチ贅沢と思って入ったスタバで期間限定のフラペチーノを頼んだものの、悪阻の波に襲われて、人生で初めて大好きなそれを完食することも出来ず、ただ大きめのソファにぐったりと寄りかかって街ゆく人をぼーっと眺めていた。

今日の私は、生理痛で目が覚めて、夫が買ってきてくれたロキソニンでなんとか身体を保ち、娘をファミサポさんに預けて、夫の待つ都内の式場に向かいながら、電車内でおそらく一年以上ぶりの更新となるこのnoteを書いている。

この2〜3年(24〜26歳)の間に、転職、転居、彼氏ができる、婚約、妊娠、結婚、退職、転居、出産と大きな変化がたくさんあった。

この年齢は、おそらく仕事に邁進している同世代が多い。けれど最近、急に彼方此方から結婚の話も聞こえてくるようになり、これからは仕事と家庭、さらには子育てとの両立が少しずつ話題に上がってくるようになるのだろうと思う。

けれど、この手の話題は、おめでたくはあるものの、当事者にとっては想像以上に非常にデリケートなものなので、いつでも誰にでも話したり相談したりできるものでもない。


結婚、妊娠、出産、家庭、仕事。

知らなくてもいいけれど、女性として知っているだけで救われたり、幸せになれたりすることがある。逆に、男性として知っているだけで、救えたり、幸せにすることができたりする。

結婚していても、していなくても。子どもがいても、いなくても。知っていることできっと見え方、感じ方、何気ないいつもの選択が変わってくるかもしれない。知らないことは選べない。でも、知っていれば選ぶことができる。それは自分にとって、相手にとって、もっと言えば未来の新しい命、この社会全体にとっての広くあたたかい幸せにつながることなのかもしれない。


だからこそ、おこがましいかもしれないけれど、私のこれまでとこれからの経験を、いつかその時が来て迷っている誰かに向けて、ここに記していきたい。


よかったら、これからどうぞお付き合いください。


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