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トルコ語を勉強していたら日本語がわからなくなってしまった

今年4月からは、日曜夜にベルガマの友人たちとの交流会パパティア交流会というのがあって、月に3回日本語とトルコ語を教えあって交流をしています。

前代未聞の「分けない」という方法で学ぶ、こういうのをやってみてわかるのですが、トルコ人たちは日本語のローマ字表記が読めないというのがわかりました。なので、トルコ語で日本語を書くという作業をしないとならないのですが、これがなかなか難しい。

「しました。」は  şimaşita

「自分で」cibunde

「小さい」çiisai

日本語を言って、それをトルコ文字にしてもらう感じです。

今月は、目的語をとるものに焦点をあてていたのですが

「〇〇を見る」「〇〇を待つ」「〇〇を好きです」

トルコ語も日本語も、簡単には教えられない。

なので、〇〇を〇〇する  ı i u ü  ......mek/mak だけにしていたのですが

両方の言葉がお互いに対応しないものも多いのです。

一番難儀したのが

日本語の形動詞というもの。(トルコ語の形動詞とは違う)

好き は形容詞なのだそうです。


トルコ語で考える癖がついてしまったので

sevmek 好き 動詞の名詞になったもの 

と考えてしまう。


どうやって「好き」が名詞を修飾できるんだろう、、、好きな なら形容詞だとわかるけど 

〇〇が好き

〇〇を好き

この問題については、

日本語の試験などでは 〇〇が好き が正しいのだそうですが

これも100%ではないのだそうです。


論文を探すと 〇〇を好き も年々増えてきているそうです

英語教育では 〇〇を〇〇する と教えるために日本語もそれに伴って変ってきている様子です。とくに若者は、変化しているそうです。

http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/lt/rb/599/599pdf/higasiya.pdf?fbclid=IwAR1_YUQPcDKbaClhVreQMdEf_IKAjVgbo1RVadKpfU6LPCk5bddGDdECjNg

トルコ語の方も、日本語の 〇〇を〇〇する のときに

動詞の前の単語の語尾の変化が a/e  dan/den  da/de  ı/i/u/ü  に変化します。

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