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【SHElikes課題】赤くなってもまだ間に合う!日焼け後の症状別アフターケア

2022年、新型コロナウイルスによる行動制限を伴わない夏が、約3年ぶりにやってきました。久しぶりにプールや海水浴など、夏の野外イベントに出かける方も多いのではないでしょうか。
 
そんな中、やはり気になるのが日焼けです。今回は、日焼け後のお肌の症状に合わせたアフターケアをご紹介します。


赤い日焼けのアフターケア

まずは日焼け後、肌が赤い状態になった場合の対処法を紹介します。日焼け後の肌が赤い状態のことを、「サンバーン」といい、紫外線によるダメージで軽いやけどを起こしている状態です。この場合の対処方法として、下記の2ステップを実施してください。
 
【ステップ1:十分に冷やす】
軽度のやけどと同様、まずは冷やすことが大切です。肌の赤い部分を「冷水タオル」「タオルで巻いた保冷剤」「袋に入れた氷水」などで冷やしましょう。保冷剤を使う場合は、直接肌にあてると刺激が強すぎるため、必ずタオルで包んだうえで患部を冷やしてください。
 
【ステップ2:しっかり保湿する】
日焼け後の肌は水分が蒸発し、通常よりも乾燥した状態になっています。そのため、化粧水や乳液を使い、しっかりと保湿することが大切です。
 
使用するのは通常使用しているスキンケアアイテムで構いませんが、実際に患部に塗布した際、沁みたり刺激を感じる場合はすぐに使用を中止してください。その場合は、症状が落ち着くまで低刺激性のスキンケアアイテムを使用しましょう。本記事の最後にも、おすすめのスキンケアアイテムを記載していますので、参考にしてください。
 

痛い日焼けの対処法

赤い日焼けのアフターケアに記載した対処法を実施しても、ヒリヒリ痛みを感じ、痛みが引かない場合があります。その際、赤い部分に火照ったような熱さを感じているのではないでしょうか。この場合も、先述した赤い日焼けの対処法2ステップを実施しますが、その際気を付けたいプラスαのポイントについて、下記に紹介します。
 
【ステップ1:十分に冷やす】
肌の赤い部分(痛い箇所)を「冷水タオル」「タオルで巻いた保冷剤」「袋に入れた氷水」などで、肌のほてりが落ち着くまで冷やします。
痛い範囲が広い場合には、冷たいシャワーを浴びると効率よく幹部を冷やすことができます。その場合は、水圧を弱めに調節し、患部に刺激を与えないように注意してください。
 
【ステップ2:しっかり保湿する】
低刺激性のスキンケアアイテムでしっかり保湿しましょう。
保湿のために化粧水などを肌に塗布する際に、パッティングやこすったりしてしまうと、刺激になってしまうため、通常よりもたっぷりの量でやさしく塗布するよう注意してください。また、保湿は肌の冷却後だけではなく、入浴後にもしっかり保湿ケアを行いましょう。
 
なお、ここまでの対処法を行っても、痛みの範囲が広く強い場合や、水膨れになってきている場合には、皮膚科の受診を検討してください。

皮むけ日焼けの対処法

日焼けによって皮むけしてしまった場合の対処法を紹介するにあたり、そもそも、なぜ日焼けが皮むけに繋がるのか、皮膚の構造との関わりを基に簡単に紹介します。
 
【日焼けによってなぜ皮むけが起こるのか】
皮膚は大まかに3層に分かれており、1番外側にある「表皮」が外部からの異物の侵入や体の水分の蒸発を防ぐバリア機能を担っています。「表皮」はさらに細かく4つの層から成り立っており、最下層の「基底層」では表皮の細胞が作られています。作られた表皮細胞は、通常およそ28~48日間の周期で表面に向かってどんどん押し上げられていき、肌細胞の生まれ変わりが起きています。この生まれ変わりを「ターンオーバー」といいます。
 (参考:https://taisho-beauty.jp/TB/shop/pages/doctor019.aspx)
 
日焼けした肌は、紫外線によってダメージを受けた表皮の細胞を早く体外へ押し出そうと、新しい皮膚を大急ぎで作りだします。その結果、ターンオーバーのサイクルが通常よりも早くなり、皮膚が皮むけを起こしてしまうのです。
 
【皮むけは自分で取ってもいいのか?】
皮むけが起こると、気になってついついペリペリと指や爪で剥がしてしまいたくなる方も多いと思います。しかし、無理に剥がしてはいけません。めくれかけた皮むけの下の皮膚は、まだ完全に外的刺激をバリアできる状態ではないからです。
また、無理に剥がすことで、皮むけ部分だけではなく、新たに作られた皮膚まで誤って剥がしてしまう危険性もあります。そのため、皮が自然に剥がれ落ちるのを待つことが大切です。

日焼けでぶつぶつして、かゆい場合の治し方

日焼けによって引き起こされる症状や、赤みや皮むけだけではありません。
実は筆者もそうなのですが、日焼けが原因で皮膚にぶつぶつした湿疹ができ、かゆいという方もいるかと思います。
 
【日焼けによるぶつぶつの原因】
一般的に問題ない程度の日光により、ぶつぶつなどの皮膚症状が起こることを「光線過敏性皮膚症」と呼び、原因は大きく2パターンに分類されます。
 
1つ目は外的要因によるもので、もともと肌に塗布していた薬などが日光にあたって化学反応を起こし、アレルギー反応が起きるパターンで、塗布した薬品などの日光による変化が原因となります。
2つ目は内的要因によるもので、遺伝などが原因となります。
 
【ぶつぶつの治し方】
上述した原因のいずれによりぶつぶつが発生してしまっているのか、自分で判断するのは非常に困難です。特に幹部がかゆい場合には、寝ている間にかいてしまい、悪化してしまうことも考えられます。そのため、日焼けによってぶつぶつができてしまった場合には、早めに皮膚科を受診し、原因を医師に特定してもらったうえで、適切な治療を受けることを推奨します。

アフターケアにおすすめの3アイテム

日焼けのアフターケアにおすすめしたい3アイテムを紹介します。
日焼けの気になる春先から夏において、ぜひ取り入れてみてください。
 
商品名:AQUALABEL リセットホワイトマスク<4枚入り>
値段:1,270円(税込)
オススメ理由: シートマスクなので、冷蔵庫に入れて冷やしておくと、火照った肌にひんやりきもちいいです。本商品は、紫外線を浴びてダメージを受けた肌を集中ケアする商品と謳われており、美白有効成分の「m-トラネキサム酸」なども配合されているため、シミやそばかすを防ぐ効果も期待できます。 
 
商品名:dプログラム ホワイトニングクリア ローション MB 化粧水
値段:4,290円(税込)
オススメ理由: 低刺激設計で、敏感肌の方向けのパッチテスト済みのため、日焼けで敏感になっているお肌にも使いやすいです。たっぷりのうるおいを角層まで浸透させ、うるおいを与えて肌を健やかに保つことをサポートしてくれます。
 
商品名:アベンヌ アベンヌウォーター 300ml
値段:1,980円(税込)
オススメ理由: スプレータイプの化粧水のため、背中など手で塗り広げにくい箇所へも簡単に塗布できます。アベンヌウォーターは、アベンヌ温泉水というフランスの温泉をボトリングした商品で、豊富に含まれたミネラルがターンオーバーに寄与し、健やかな肌作りをサポートしてくれます。
(公式サイト:https://www.avene.co.jp/about/ingredients.html)

日焼け後のケアまとめ

ここまで、「赤い日焼け」「痛い日焼け」「皮むけ日焼け」「日焼けによるぶつぶつ」と4つの日焼けタイプ別のアフターケアや治し方について紹介してきました。これらのアフターケアや、おすすめのアフターケアアイテムをご使用いただくことはもちろんですが、そもそも日焼けを防ぐことが、肌にダメージを与えない1番の方法です。
 
日焼け止め1つをとっても、最近ではクリームタイプ、スプレータイプ、飲むタイプ、カラーコントロールを兼ね備えたタイプなど、さまざまな商品が発売されています。自分の肌質や用途、外出先などに合わせてさまざまな商品を試してみてください。
 
日焼けをしてしまった場合には、今回紹介したアイテムやケア方法を参考に、まずはご自身で肌を労わってあげてください。それでも症状が引かない場合、痛みなどが強い場合には、我慢せず早めに皮膚科を受診し、医師に相談することで、早めにお肌の健康を取り戻しましょう。
 
 
(参考) https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB008667/
(参考) https://www.yuskin.co.jp/hadaiku/detail.html?pdid=39
(参考) https://medicalnote.jp/contents/210226-001-JW
(参考) https://www.lilula-web.jp/2837/
(参考) https://hc.mt-pharma.co.jp/hifunokoto/selfmedication/1596

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