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ヨーロッパひとり旅。3日目、ロンドンのパブでひとり飲み。

2022.8.24
〜ひとりでパブ訪問のはずが〜

日本でもいつも寝ぼけているからか時差ボケらしい時差ボケもなく、あっという間に2日が過ぎ、ステイ先ではキッチンを自由に使わせてもらえるので自炊でもしてみようかと近くのスーパーへ。
ロンドンでは外食が東京よりも圧倒的に高く、ファストフード以外で10ポンド(この時で約1600円)を下回るランチにも出会えなかった。ただ、スーパーマーケットで手に入る野菜や肉がとても安く、しかもとても種類が多かった。お肉は「脂肪分何%」のように表記されていて、ヘルシー嗜好にもバッチリ対応していた。

そのあと1ポンド均一みたいな謎のディスカウントショップに寄り(ほこりだらけの商品、雑多な陳列、とても面白かった(笑))、さらに寄り道して滞在初日から気になっていたスポーツパブへ。土曜はミュージックナイト的なものもあるとかで、地元感満載。ワクワクしながら入店すると、夕方からほろ酔いの紳士が数人。カウンターでビールを注文してひとりで飲んでいると私の英語力では聞き取りにくいスコティッシュアクセントの英語で(失礼)白髪の紳士に「君、ビール飲める歳なのかい?冗談冗談、あははは!」みたいな、いかにもなご挨拶をいただいた(笑)

そこからもうすべてがコント。その紳士は3人組で飲んでいて、そのまた隣のテーブルには顔見知りのご近所さんたちが座っていたようで、私へのツッコミを聞いた別の紳士が「おい、(Fxxking)うるせーぞ。絡んでんじゃねーよ!」と。それにさらに言い返す言い返す。面白くなってきたので呼ばれるままに合流してみると、まさに大人版ずっこけ3人組。紳士の1人が「俺は昔有名なコメディアンだったんだよ、今はこのパブの上の階に住んでるんだよ!」だとか、一瞬信じてしまったが、元有名コメディアンではなかった…というか今がコメディアンでしょ(笑)
頼んでないのにどんどんビールが追加されて、次はテキーラとか言い出す紳士たち、全く知らない場所でもなんだかいつもの風景のような、ほっとしたような気持ちに。
テキーラの段になったときは、紳士のひとりが「この子を安全にステイ先に返すのが役目だろう、テキーラなんかダメ!」とか言ってくれたような。たしかモロッコ出身のシェフで、終始このずっこけ3人組のまとめ役だった気がする。素晴らしいバランス。

きっとしょっちゅうここで集まってるんだろうな。いいな。
というところで、そろそろ翌日のパッキングのために帰宅。また別の滞在先へ。


▲滞在先で作ってみたパスタ。人参も玉ねぎもカットされて売ってたもので本当に重宝しました。
▲滞在先のキッチン、めちゃ広々していて、窓の外からはたまにキツネの姿も見えました。

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