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All I want for Christmas is


2019.5 HASH内覧

誰かと生活する事には慣れていた。割と「なんでもいいや」と思ってしまう性格で、留学中はホームステイ先に1年間滞在したり、2軒のシェアハウスに住んだこともあった。だから私は「ある程度の基準を達していればどこでも住めるだろう」という気持ちだった。

そんな気持ちで来たHASHの内覧。

でも、今回は初めて男性もいる環境で、それに…人数も飛び抜けて多い…。笑

「さすがにこの人数で、やばい団体だったりとか
いじめとかもさすがにないんじゃないかな…」と
弱々しく母に伝えて内覧に行ったことを今でもよく覚えている。

ちなみに、結論もちろんそのようなことはなく
笑顔の担当者(ゆ−と)が出迎えてくれて
当時リビングで

くつろいでいたファミリー

(けーた)を見て安心し
その場で入居決定したのだった。

2019.7

入居した時はファミリー(いっちゃん)が元気よく挨拶してくれて
最初に優しくしてくれた人って本当に尊くて頼りになって
「いっちゃんがいるなら頑張る!」とすら思ったものだった

(初心に戻る)

ただ、当時私は仕事も忙しかったし、平日休みなのもあり、イベントとかは参加できず、絆家ってすごいな。と思いながらも淡々と毎日をこなしていた。

2019.10

台風が来た

このあたりから絆家にも慣れて、だいたい全員の顔と名前も覚えている頃だった。
みんなで台風対策をしようという話になり、当時のコミマネ(にーな、こにたく)を筆頭に役割分担を決め、ファミリー(きんちゃん、たかちゃい)と飛んでしまいそうなものを中にしまう係をした。

「何かの災害や困難に対して、団結をしていく」

それは自然とできることでもなく、無理やりやるものでもない
普段からすっぴんで挨拶したり、
「天気いいね!」と本当に他愛ない話をしたりする中で生まれてくる
とっても曖昧で、ただしっかりと湧き出てくる何かだとおもう

2020.5

コロナが流行

ここまで世の中がガラッと変わると誰が予想していただろう
いつもは帰る場所だった家が、一日中過ごし、いなければならない場所となった

「こんな時期にシェアハウス?」
「絶対コロナいっぱいいるじゃん」

「理解できない」


コロナに対する不安の波で、より一層人間らしさが増した時期だった

こういう件に対してあまり考えてない私ですら
場合によってはかなり不安になるくらいだったから
本当に辛い思いをした人もたくさんいたことだろう

コロナをきっかけに出ていく人、入ってくる人
私が家でじっとしていたってHASHはうつり変わっていく

2020.6

親友と呼べる(いつもはバディと呼んでいる)ファミリーができた。(ちゃき)
きっと高校にいたら同じグループにいたと思う。

「4人でグループ組んで」
そう言われた時に組めるであろうファミリーもいた(あやんちゅ、まっちゃん)

他にも、名前を挙げたらキリがないが、「チルえもんず」「一重ファミリー」「ディズニーの会」「クラップダンスの会」「ドミトリー303」大好きなファミリーがたくさんいた。

でもきっとこの人たちも、職場にいたら「同僚」止まりだったかもしれない
そう思うとちょっと切なくもあった。

2020.8

「自分を大切にする」

今でこそサラッと出てくる言葉だが、

「どうやって?」

と思っていた私。

そんな私が人生で初めてコーチングを受けた(ハイジ)
自分の声なんて聞いたこともないし、なにがしたいのかなんて実際よくわかっていなかった。

能天気な楽天家と思われがちだが実は、結構堅実で合理主義者なのである。
そうなると自分の声なんてさておき、効率的な動きをしてしまう。

今までの自分に別に後悔はしていない、ただ、
まっすぐに、本当にまっすぐに何かを想う人の目に
なんとも言い表せない悔しい気持ちに苛まれる。

そんな自分と向き合うため、元ファミリー(まつり)のいる愛媛を訪れ
海を見て、心の奥底から癒した

2020.11

無事に転職もして、楽しく過ごしていた。

時間をかけてゆっくりと自分自身に目を向けて
なにを大切にしたいのか、なにを望むのか
どんな自分でありたいか

自分と向き合うにつれて、変わる価値観
動きたくなるようなワクワク

この先何をしたら最高か

2021.10

当時付き合っていた彼にフラれた

その時に一番になって話を聞いてくれたのは
HASHの二人だった(ゆーと、ちゃき)

こういう状況で毎回思う
「友達って一生もん」

2022.5

大好きなバディ(ちゃき)が退去した。

2022.6

なんだか新しい空気を

吸いたくなった


会社まで往復2時間半かけている時間が惜しくなり、引っ越した

引越し先は元ファミリー(ゆりりん、きんちゃん)が運営しているwiz.u。
そこにもまた新しい出会いがあり、
都会に住む自分に懐かしさを覚えた。

海外から来ていたファミリーが多く、

「そういえば英語好きだったな」

なんて考えながら
The日本人の男の子(あらたくん)と一緒に日本酒のだし割を飲んだりなんかした

缶ビールを飲みながら帰る夜道は
高校時代ファンクラブに入っていたファンモンの「涙」がよく染みた

久しぶりの静かな家
これはこれで好き。

2023.5

結局一年間で2度の引越しを終えて、

また、ひょんなことから

HASHに戻ってきた

HASHの専属スタッフを兼ねて。

内覧、入退去対応は、元不動産業界にいた私にとって
挑戦するという意味ではそこまでハードルの高いものではなかった

ただ、私が3年弱住んだ、人生を語る上で外せないであろうこのHASHに
スタッフとして関わるということ
そこには、ちょっとしたバイトなんかとは比較にならない覚悟もある

失敗したり、いつかくるかもしれない「辞める時」
それでもこの築いてきた関係は保てるのか
ファミリーとして過ごせなくなるんじゃないか

あとは、そこに住みながら携わるということ

なわちゃんとして住みながらスタッフでいるのか
スタッフとして住みながらなわちゃんを出すのか

無論。前者だ

あぁ、でも私が何言ってもスタッフが言ってると思われて
私自身の言葉が届かないんじゃないか。

何か伝えたいときにちょっと俯瞰して見てた

「なわちゃん」

はそのままいられるのか?

仕事に必死になりすぎてHASHを嫌いになってしまわないか?!

何かを掴みたくなって手放すのが怖くなって
拳を握ったまま生活を送ってしまうんじゃないか?!

本末転倒。

冷静になって考えてみる

私はHASHが大好きで、
何かあったら体が先に動くくらい大切なファミリーに囲まれている。
そんなHASHにいる私自身を大好きで
大好きな人に出会わせてくれた絆家と
もっといろんな人に出会ってほしくて
ファミリーにもスタッフにも同じように貢献したくて、

今ここにいる

それは私が私でいることに意味がある

2023.12.18

もうすぐクリスマス。

Lindtsのアドベントカレンダーに入ったチョコもあと6個だ。

毎年聴いてるJustin Bieberのクリスマスソングが
例に洩れずとてつもなく沁みる季節。

Mariah Carey(マライアキャリー)は英語で書くとなんだか読みづらい
「….is you~♪」

素敵なおうちと


大好きなファミリーとスタッフに愛を込めて。


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