苦手なものに挑戦するかどうか問題
苦手なんだけど、やってみたい。
そんなことが多くて結構苦労している。今もその真っ只中だ。そんな自分を鼓舞するために、そして同じように「どうしよう。。」と迷っている人の背中を押すために、今日のnoteを書いてみたいと思う。
世の中には「好きで得意なことをやろう」という言説にあふれていて、それがいちばん効率がいいことは私もわかっている。でも、つい、苦手なんだけどやってみたいことに、遭遇することがある。そんなときにどうするか。
やってみたいなら、やればいい。
これが結論だ。
効率ばかりを追っても楽しくなくない?
「苦手だけどやってみたいことがある」という状況は、実は比較的余裕のあるときの思考だと思う。本当に余裕がないときには、そういう思考にならない。
余裕がないときは、自分がいちばんできることが、いちばん評価されそうなところにいき、いちばん効率よく成果が出せそうなシチュエーションをつくるということに、自然と意識が向く。
私の場合は、それが新卒での就職活動のときだった。社会で働くということに向いていない自覚があったので、極力自分が興味があって、自分の苦手がマイナスに響かなさそうで、世間から求められている仕事に就いた。そのときの自分の選択は、悪くなかったと思う。
そして今、「苦手なことをやってみたい」という気持ちになっている。
それは、ある程度社会経験を積んで、「やってみたらできるかも?」という一段上の思考になっているのだと思う。
数年前に同じ気持ちになって、そのときは真逆に全振りしたので、すごいストレスだった。成果もでない。当然と言えば当然だけど、凹むのは凹む。
その数年を経て、今は、「あいだをとる」ということに気をつけつつ、「苦手だけどやりたいこと」に立ち向かおうとしている。
気をつけていることは、ここだ。
「苦手」は慣れていないから。避けずに場数を踏む。
「苦手」を得意なシチュエーションでやる。
「苦手」の先にある、やりたいことを意識する。
まず、「苦手だけどやりたい」ということは、やったことがあまりないというケースが多い。なので、苦手なことは避けたくなるけど、怯まずひたすら場数を踏むことを重視する。
そして、ただ闇雲にやるのはつらいから、自分が得意な方法やシチュエーションでやる。私の場合、コミュニケーションは苦手だが、1対多数より1対1の方がやりやすく、オフラインよりオンラインの方が抵抗が少ない。また、常連さんより一見さんの方がやりやすい。みたいなことがあるので、そんなシチュエーションにもっていくとか。あと、事前に流れを考えておくとか、スクリプトを用意しておくとか。
さらにそれでも挫けそうなときには、その先で実現したいことを思い返す。いわゆる「初心に返る」ということ。わざわざ苦手にチャレンジしている理由はなんなのか。
私はこんな感じに不器用なのにやりたい気持ちを抑えられないので、世の中結構生きずらい。同じような人が、それでもやりたいことにトライできればいいなと思っている。そのために、わざわざ苦手なコミュニケーションをしているのだ。それは、人のためでありつつ、実は自分を肯定したいという気持ちも、含まれている。
そんなかんじで、私は苦手に向き合っている。
同じように苦手に向き合うことを選ぶ人たちにとって、このnoteがエールとなりますように。
それでは。
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