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牡牛座2度「稲妻走る」

2018年4月21日12時47分、太陽が牡牛座数え2度へ入ります。牡牛座数え2度のサビアンシンボルをぎゅぎゅっと五文字くらいに縮めると「稲妻走る」⚡⚡

「♉2稲妻走る」の原文チェック。黒字1925年ジョーンズ版、青字1975年ルディア版とも同じ詞。An electrical storm 「(ある)電気嵐」雷雨のことね。磁気嵐ではない。磁気嵐は magnetic storm

ふと思ったのだけど元のサビアンシンボルが「(ある)電気嵐」で、それを五文字くらいにしたら「稲妻走る」なら、それはひょっとしなくても縮んでなどいないのでは。むしろ伸びたのでは。

「♉2稲妻走る」の番地チェック。牡牛座の前半(1-15度)。サインの前半は「往路・のぼり」。その往路を「はじめ-まんなか-おわり」に3等分したうちの第1グループ「はじめ」。「はじめ」の5度組のうち第2度数。第2度数は第1度数と対になる。磯野家で言えば第2度数はフネさんだ。

ひとまとまりのものを「往路-復路」で2分割する方法、「はじめ-まんなか-おわり」で3分割する方法は12サインを覚えるときにも使えるよ。……と言うよりは、12サインを覚える方法をサビアンシンボルの番地チェックに応用しているんだ。

試しに12サインの中で牡牛座がどんなポジションなのかを番地チェックしてみよう。12サインを前半後半で2分割したら、牡牛座は前半=往路にある。前半後半をそれぞれまた2分割したら四季になるけど、それでも牡牛座は往路の中の往路=第1の季節・春のサインだ。

3分割でも番地チェック。12サインを3等分すると「はじめの火地風水-まんなかの火地風水-おわりの火地風水」に分かれる。1学期2学期3学期、手ほどき・周回・応用、ってね。牡牛座は「はじめの火地風水」グループにいる。四季の中身も3等分できる。牡牛座は「春のまんなか」だ。

ことばを読みながら頭の中だけで考えるより、ことばを図に変換しながら考えた方がいい。筆記用具を用意しよう。ことばと図を紐付けしよう。ことばを図へ変換する、図をことばへ変換する。西洋占星術はその繰り返し。これも往路と復路だね。図とことばを往復する習慣をつけよう。

「♉2稲妻走る」へ戻ろう。どの5度組でも第2度数は第1度数を受けて一対をなす。第1度数は波平で、第2度数はフネだ。この5度組の波平は「♉1山の清流」、高低差に従い山肌を流れくだる澄んだ水。フネは「♉2稲妻走る」電位の高きから低きへ、空を流れくだる激しい電流。

高低差に従って流れくだるものは水だけではない。電流も、電位の高いところから低いところへ流れる。稲妻のジグザグルートは山肌を駆け下りる水の流れに似ている。密度の高いものにぶつかると向きを変え、抵抗のすくないところへ向かって低きへ低きへと流れていく。

水や電流だけではない。風も気圧の高い方から低い方へ流れる。流れるものはみな高きから低きへ向かう。落差のある限り、流れ続ける。止まるのは、高低差がなくなり安定したとき。岩から清水がしみ出し、山肌を流れ落ちる。積乱雲の中で電気が発生し、空に稲妻が走る。

牡牛座は地の固定(不動)サインと言われていていかにもどっしりしたイメージだ。でもサビアンシンボルを見る限り最初の方は「どっしり」「動かない」という雰囲気ではない。二連発でガンガン動いているシンボルが来る。

ここに大きな力、強い勢いがある。今まで高いところにあったものが、低いところをめがけて落ちてくるときの激しいエネルギーだ。落ち着くところへ落ち着いて、どっしりと安定する前には「止まるまで落ち続ける」が存在するんだ。いつまで落ちるんだ? 全部放電しきるまでさ!

生まれたときのホロスコープで「♉2稲妻走る」はどのハウスにある?今日の太陽はそこを照らす。穴埋め #アストロ短歌 で確認しよう。

「○○○○を(五音・ハウス) 腑に落ちるまで(牡牛座) 照らしだす(太陽) 天地をつなぎ稲妻走る(♉5)」

#サビアンシンボル物語

【♉️2稲妻走る をより深く理解するための比較対象シンボルリスト】
♊2サンタ襲来(となりのサイン)
♋2俯瞰で下見(60度)
♌2子供の流行病(90度)
♍2主に従う(120度)
♏2後の祭り(180度)
♑2戦争の爪痕(120度)
♒2青天の霹靂(90度)
♓2隠れるリス(60度)

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