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10月がきた

当地の2024年10月は小雨で始まりました。薄暗くて湿っぽく、ちょっと暑い。今日も半袖シャツに綿の長袖カーディガンの組み合わせ。

イラストレーターのくまみね(「仕事猫」の生みの親ですね)さんが「秋は来ないが10月は来る」とツイートしてました。本当ですよ、秋はなかなか来ないのに下半期と10月はカレンダー通りに来るんですよ。涼しさと秋晴れもカレンダー通りに来てくれ。そして「秋は来ないが10月は来る」は七七。 #七七狩り

10月は、当番比では珍しく週末の予定が多めに埋まっています。対面販売イベントに出たり、歯を抜いたり、馬に乗ったり。ああそうだ、やっと10月になったから新宿伊勢丹へブラのフィッティングにも行けます。やっと新調だよー嬉しいなあ。やっぱりね、大汗かくような気温でフィッティングするのは自分もイヤだし担当者さんもイヤだろうなと思うんですよね。10月になるのを待っていました。

合間合間にせっせとジム通いをして、夜はなるべく早寝をして、今月は最低体重を更新したいものです。もう少し涼しくなったら朝ひと駅分のウォーキングを復活させてもいいかなと思っています。もうちょい気温、下がってほしい。

以下、雑談と近況報告。ここ最近は「『自宅から離れて過ごせる場所と、そこで明確にやることがある』ということのありがたみ」をしみじみと感じています。体調がよくて疲れが溜まっていない限り、最近は自宅で休むより外で活動を――たとえばジムで運動を――している方がよほど精神的にラクで元気になれることを実感するようになりました。外出・ジム通い・外泊を増やしてあらためてわかったけれど、ここ数年の当番、自宅では休養が十分に取れていませんでした。

自宅であるにもかかわらず、当番が自宅で十分な休養が取れない理由は、当番家に長年精神を病んで引きこもっている病人がいるからです。当番がたまに体調を崩して自宅で寝込んでいたり、平日にたまたま休みを取って昼間に自宅にいたり、休日昼間や平日夜間に自宅で誰かと通話したりすると、この病人が暴れるんですよね。

まあ、病人は当番が自宅で楽しげにしていたりくつろいでいたりするのが基本的に気に食わないわけです。それから当番に友人がいて、遠くから物を送ってくれたりするのも気に食わない。だいたい当番に仕事があり友人がいて社会生活をしているのが気に食わず、休日があるのもたまに病気で寝込むのも気に食わない。なぜなら病人には仕事も友人もなく、社会生活もないから。家族がいなくなった平日昼間に自室から出てきて病人自身のことをする以外、何もすることがなくどこへも行けないから。

まあ本当に八つ当たりで、週五で仕事へ行く労働者当番からしてみれば「1年365日ぜんぶ休日で可処分時間がいくらでもある人間が、なんで仕事のある人間のたまの病欠や有給休暇に嫉妬するんじゃ。腰を傷めても眩暈がひどくても『病人がイレギュラーに耐えられなくて荒れるから自宅で休養してくれるな、平日は仕事へ行ってくれ』と法定伝染病以外はいつも年寄りに懇願されるのおかしくないか?」とは思うのですが。それもまあ、煎じ詰めれば、「うちの病人には『うち』以外の行き場がないから」なわけです。

「うち」以外に身の置き所がなく居場所も「やること」もない(※「ない」というか、「行かない」し「やらない」)。「このうちに『気遣われ身を休めるべき病人』は自分しか居てはならない」と思っているから他の家族が病気で寝込む状況に耐えられない。自分が社会生活を、外の人間との関係を持っていないから、他の家族がそれを持っているところを目にすると破壊工作に走る(具体的には家族宛の郵送物や宅配便を勝手に受け取り勝手に破棄したり受取拒否をしたりする。甚だ迷惑)。まあ、アレです。思考回路はわかるものの、一言で言ってきわめて幼稚で頭がおかしい振舞というやつです。

「それもこれも、あの病人には『このうち』以外の身の置き所もなければ関係性も、やることもないからなんだなあ」と思ったら「ああやだやだ、当番は当番の身の置き所もやることも友達も、今まで以上にたくさん作って元気でいよう」と決意を新たにしちゃいましたわね。以前は「体調がダメなときに『うちにいていい病人はひとりだけ』のクソ勝手ルールで休養できないのは本気で頭がおかしい」と思うばかりでしたが、運動を始めて体力がついてきたら「あっ、体調よければ外で休養が取れる上にますます健康になるな! 当番はどこにでも行けるだけの体力と、外で過ごせるだけの稼ぎと社会関係資本があるな!それを手放しちゃいけないし、ますます強化した方が自由になれるな!」と思うようになりました。

どこにでも行けてどこでも休養を取れるだけの体力・財力・関係性がある自由とは、うむ、つまるところある種の「リア充」というやつだ。当番ますます自由にリア充になろうってね、思った次第です。なお、そのどれも持たないがゆえに当番が「持っている」のが見えると荒れて破壊工作を仕掛けてくる当家の病人については「ああ、持たない自分の立場を脅かされたと感じるからやるんだな」と理解はしても、「持たなくて気の毒にな」と憐れむ気持ちは当番さん一切持ち合わせておりません。

気の毒がるにはあまりにも、実害が多すぎた。最初の1年間くらいでギリギリでしたね、なけなしの惻隠も「病人なんだから」の手加減も。「自分可哀想」が一周回って「リア充(に見えるんだろうねえ)な当番が妬ましく憎い」で家庭内テロリズムに走る人間に「つらいんだねえかわいそうだねえ」と思えるほど当番さん菩薩じゃありません。

「たぶん病人自身も本当は『このうち』以外の『身の置き所』と『やること』と、外との繋がりを得た方が精神衛生上いいのだろうな」ということもわかりますが、かと言って外に出る機会をお膳立てする気もなければ、背中を押すなり手を引いて連れ出すなりする気も当番にはありません。当番はお前が自分の身内であるというストレスを外に出て自由に晴らしていくが、お前はそこで腐っていたいなら好きなだけ存分に腐っておれと思っております。もはや愛想が尽きておりますので。

以上は5月18日に自宅から一時的に退避し、アストロ同人誌の通販を数週間ストップさせたあのときと同じ状況です(リンク先)。5月の時点では背景事情をぼやかして書いていましたが、もう5ヶ月になるので書いてしまうことにしました。

上記の記事をあげたのは、新しい治療薬に変えて2週間足らず、嘔吐と下痢の副作用がいちばん強かった時期です。体調がボロボロ、精神面もボロボロでした。この記事をあげた翌日です、チョコザップへ入会したのは。自宅から離れていられる時間と場所を増やす必要があったんですよ。だから渡りに船と入会したんです。なお実際運動ができるレベルに体調が回復したのは入会の翌週、5月25日からでした。

チョコザップへ入会してから4ヶ月半弱。体調の回復・体力の向上・筋肉量増加・体重減少と共に当番のストレス耐性とすこやかメンタルが戻ってきたぞー。「元気があればなんでもできる」って、いい古されているけれどある程度真だなと今は思います。何でもできるように、どこへでも行けるように、「元気をなくしたときは外で休めるように」元気を保たないとね。

ますますジム通いをサボる口実がなくなっていく2024年10月の当番です。


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