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【14・ノードの単語集】曜日替わりでアストロ短歌を作ろう

曜日替わり・天体縛りで #アストロ短歌 を作る14日間シリーズの14日目。総合ガイダンス・ハウスの単語集・サインの単語集はこちら。

※2017年10月に連投したツイートのまとめです

日替わり・曜日替わりの #アストロ短歌 競作、今回が最終回です。ノード(ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル)のアストロ短歌。単語集公開の前に、まずは「ノードってそもそも何だ?」という話からいたします。

ノードの概念モデル
ノースノード(ドラゴンへッド)
サウスノード(ドラゴンテイル)

ガラスのコップにマスキングテープとシールを貼り付けて簡易ノード解説装置を作ってみたぞ。黄色いラインが地球から見た太陽の通り道・黄道。銀のラインが地球から見た月の通り道・白道。このふたつのラインは角度をつけて交差している。二箇所交わる場所がある。それが月のノード。

ちょっと見えづらいんだけど、テープに矢印を振ってあります。これが太陽と月の動く方向。サインで言うと牡羊座→牡牛座→双子座→蟹座→…魚座→また牡羊座と動いていく方向。太陽と月は逆行しません。

「ノード」というのは「結び目」のことです。「ノット(knot)」と同じです。太陽の道と月の道が「交差する」「結びつく」ところが「月のノード」です。この結び目付近で新月が起これば日蝕、満月が起これば月蝕です。

新月の概念モデル

たとえばこう…ノード以外のところで新月が起きたとして、サインも度数も同じだとしても、地球から見た太陽と月の高さが違う(とてもざっくりした説明)。こういうときは日蝕にならない。


ノースノード(月の昇交点)
サウスノード(月の降交点)

「北のノード・昇交点」「南のノード・降交点」の北と南・昇ると降るは何なのかというと、「白道(月の道)が・黄道(太陽の道)を・地球の南極方向から北極方向へ向かってまたぐ」のが「昇る方の交点」で「北のノード」です。画像を見てね。で、こっちを「龍頭」って呼んでいます。

「南のノード・降交点」は逆に、「白道(月の道)が・黄道(太陽の道)を・地球の北極方向から南極方向へ向かってまたぐ」です。画像を見てね。で、こっちは「龍尾」って呼んでいます。なんで龍か、って、ここに日月を蝕む龍がいるという神話があったから。

「ノード」というのは惑星の数だけ、たとえば木星とか火星の、黄道に対するノードなんかもあります。だけど占星術でもっぱら気にかけるのは月のノードです。単に「ノード」と言ったらもう当然のように月のノードのこと。

「北のノード=昇交点=龍頭」と「南のノード=降交点=龍尾」は常に180度で向かい合っています。記号も上下が違うだけ。ダイス振るひとはバーがある方が下です。龍頭西向きゃ尾は東。

ノードのイメージボード

龍頭と龍尾。お腹のアイコンも一部を除いてお揃いです。あらかじめ設定されたナンバーが揃うときだけ開くナンバー錠。頭と尾、共通するキーワードは「クロスオーバー」。「交差する」「一致する」「結びつく」はどちらのノードにも使えるアストロ単語です。

ドラゴンヘッドの役割は「アンロック」
ドラゴンテイルの役割は「ロックする」


ヘッド→頭→口→入れるところ

龍頭のみのアストロ単語集。アイコンは「開いたナンバー錠」。基本の意味は「クロスオーバー」「取り込み」。頭=口=入れるところと覚えてね。「こんにちは」のノード。

「アンロック」
「戸が開く」
「招かれる」
「巡り合う」
「青信号」
「ゴーサイン」
「のぼり坂」


テイル→尻尾→お尻→出すところ

龍尾のみのアストロ単語集。アイコンは「閉じたナンバー錠」。基本の意味は「クロスオーバー」「排出」。尾=尻=出すところ。「さようなら」のノード。

「ロックする」
「戸が閉まる」
「詰んでいる」
「すれ違う」
「赤信号」
「行き止まり」
「一休み」
「くだり坂」

ノード同士は常に180度の関係。ハウスもサインも反対同士。度数だけが同じ。一対を意識して歌おう。どんなことが青信号で、逆にどんなことが赤信号か。何にこんにちはで、何にさようならなのか。一日で両方詠んでもいいし、二日かけて片方ずつ詠んでもいい。お好みでどうぞ。

【アストロ短歌 基本の作りかた(上の句編)】
天体をひとつ選び、ハウスとサインを調べる(またはアストロダイスで決める)

ハウス・サイン・天体の単語リストからひとつずつ単語を選ぶ

基本の語順「ハウス・サイン・天体」の順に並べる

言葉同士の繋がりが悪ければ「てにをは」を調整する

【アストロ短歌基本の作りかた(下の句編)】
出来上がった上の句を見て、自分はその内容について何を言いたいか考える

賛成?反対?ツッコみたい?ボケたい?詳しくしたい?情景が浮かんだ?「たとえば」で説明できる?

手近な紙等に全部書き出してみる

七七に収まるように音数を整える

【アストロ短歌 基本の作りかた(できばえチェック編)】
「ハウス・サイン・天体」が上の句に「一単語ずつ・三つとも」入っている?

「ハウスは舞台設定」「サインは演技指導」「天体は望み」の区別がついている?

「上の句」と「下の句」の間でコール&レスポンスできている?

【はじめて #アストロ短歌 に挑戦するひとへ】
「ハウス・サイン・天体」からひとつずつ選ぶ分には、どの組み合わせも「正解」です。

どんな組み合わせでも「間違い」にはならないので安心してください

並べてみて個人的にしっくりこなかったら、同じリスト内で別の組み合わせを試してください

【はじめてアストロ短歌に挑戦するひとへ・2】
頭の中だけでモヤモヤ考えているより、文字にしてみた方が落ち着いて考えられます

上の句はとにかく選ぶだけ!並べてしまってから下の句をゆっくり考えよう

最初の一首は時間が少しかかるけれど、くりかえすうちに速く作れるようになります

【アストロダイスを使ってアストロ短歌に挑戦するひとへ】
「どんな難しそうな目が出ても振り直しはしない」これ鉄則

「どんな目が出ても解読してやるぞー」という気持ちでダイスを振ろう

大丈夫、アストロ短歌なら「リストから言葉を選ぶだけ」でちゃんと意味がわかるから

【サビアンシンボルを下の句に使いたいひとへ】
サビアンシンボルは12サインの細分化。「どこそこで どんな感じに こうしたい」の「どんな感じに」を詳しくするもの。基本的にはサビアンシンボルの意味を調べて、うまく七七に要約して付けます。

アストロダイスの出目をアストロ短歌にする場合、30面ダイスを持っていればサビアンシンボルまでランダムに出すことができます。30面ダイスの数字は1から30までなので、出目がそのまま数え度数です。サインダイスが「牡羊座」で30面ダイスが「5」なら「翼のある三角」です。

5ハウス天秤座21度のドラゴンヘッド

日替わり・天体縛り #アストロ短歌 競作企画。今日と明日はノードの日。アストロダイス本日の我が龍頭。5室に天秤座21度の龍頭。「晴れの日の 人付き合いに こんにちは 今日は浜辺に行ってみようか」天秤座21度のサビアンシンボルは「浜辺の群衆」

一日で龍頭龍尾を両方詠んでもいいし、二日に分けてもいい。自分の龍頭龍尾でもいいし、アストロダイスで決めてもいいよ。ダイスのひとは、片方の目を出したらハウスとサインを対向にして詠んでみよう。たとえば私の出目、5室天秤座21度の龍頭なら、龍尾は11室牡羊座21度。

龍頭龍尾はいつでもオポジション(180度)。正反対ぶりを味わおう。

「晴れの日の 人付き合いに こんにちは 今日は浜辺に行ってみようか」(5室天秤座21度龍頭)

「これからは 俺が俺がに さようなら 勝ち負けだけがすべてではない」(11室牡羊座21度龍尾)

牡羊座21度のサビアンシンボルは「リングへ上がる拳闘士」

アストロ短歌競作企画、2週間のチャレンジおつかれさまでした! 

【定期宣伝】
アストロ短歌の作りかたは講座テキスト #はじめてのアストロ短歌 または同人誌 #アストロダイスワークブック でまとめ読みできます。


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