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いつか銀座でヒッチハイクを

今日も肌寒い朝。昨日羽織っていたドライメッシュパーカーがちょっと寒かったので、今日の羽織物は綿ニットのボタンなしロングカーディガン。その下はまだ夏の半袖ブラウス。更に今日は風対策で軽めの巻き物1枚を荷物に追加。冷え込みのせいでここ最近のnote冒頭が着るもの報告になっちゃうな。いっそ毎朝の気温も報告してみようかしらん。

今日はね、これと言って思いつくような話が何もないから、雑談。

きのうのお昼、当番はいい感じのスカーフ情報を求めてnote内を検索して回っていた。試着を重ねて運命の1枚を手に入れた自問自答ガールズの記事、フリーマーケットでヴィンテージのスカーフを発掘している人の記事、横濱伝統スカーフ販売店の広報note……横浜のシルクスカーフって有名だったのね。輸出用に製造販売していた歴史があるみたい。海外ハイブランドのスカーフ以外に国産スカーフという選択肢もあるな、とブックマーク。これはいずれ実店舗へ行ってみましょう。

「スカーフ」で検索した中に『GINZAヒッチハイクガイド』と題した記事が出現。当番、ついフフフと声をあげて笑ってしまう。ダグラス・アダムスの『銀河ヒッチハイク・ガイド』ではなくて、『GINZAヒッチハイクガイド』。フフフフ銀座のハイブランドショップでスカーフを試着しまくったお話とかかしらん、筆者はひょっとして自問自答の民かしらん。そのタイトルにするセンス、好きよ。

喜んで読みにいったわけですが。結論から言えば特に銀座の話ではなかった。スカーフの話ではあった。『銀河ヒッチハイク・ガイド』調の短いストーリーだった。あれ、銀座は? ……もういちどタイトルを見る。『GINGAヒッチハイクガイド』……ん……? 『GINGAヒッチハイクガイド』……ZAじゃない! 空目! 当番の空目!!

アルファベット大文字で綴ると、意外と見間違えませんかGINZAとGINGA……

でも、それが単なる当番の空目であるならば。『GINZAヒッチハイクガイド』というタイトルのnoteはまだ書かれていないということ! いただくわ、そのタイトル当番がいただいていきますわ。

いつか当番が銀座のハイブランドショップで試着ツアーをして、その顛末をnoteにまとめるような日が来たら記事のタイトルは「銀座ヒッチハイクガイド」にしようと思う。副題は「生命、宇宙、そして万物についての究極の自問の答え」

空目してもタダでは起きない精神。我が偏愛する漫画家・坂田靖子も『叔父様は死の迷惑』という連作短編集のあとがきに書いています。ある日、坂田靖子が書店に行ったら『叔父様は死の迷惑』という文言が目に入った。「それはどんな話だ」と思ってもういちど見たら、それは『叔父様は死の迷惑』ではなく『秩父路は死の迷路』だった。それで坂田靖子は空目した『叔父様は死の迷惑』を自作のシリーズタイトルとしていただいてしまうことにした――と。

タイトル発想元の『秩父路は死の迷路』も読みたいんですが、検索してもそのものズバリの小説も漫画も一向にヒットしないんですよね。単行本の帯や小説誌・漫画雑誌の表紙に書かれた宣伝文だったのかもしれません。

当番がGINZAヒッチハイクガイドに空目した記事『GINGAヒッチハイクガイド』はこちら。空目しちゃってすみません、楽しく読みました。


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