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アストロダイスを西洋占星術の学習に使う

2021年5月21日のツイートまとめ。積読状態の西洋占星術基礎本と、買ったものの毎日振らずに積んだままのアストロダイスを同時に使い倒す学習法の話。

「アストロダイスで占いをする」ではなく「アストロダイスで西洋占星術の勉強をする(アストロいちねんせい向け)」の話をしようか。#アストロダイスワークブック を持っていなくても、お手持ちのアストロダイスとお手持ちの西洋占星術本、そして使い慣れた記録媒体の3点で行うアストロ家庭学習の話。

アストロダイスを手に入れたものの、いつのまにか振らなくなってしまった「積みダイス」持ちはいねがー? 西洋占星術の基本を学ぼうとして本を買って、まだ読み通していない「積み本」持ちはいねがー? その積みダイスと積み本、それに何らかの記録媒体を組み合わせてアストロおさらいやってみよう!

用意するもの

アストロダイス
(ハウス・サイン・天体の3個組)

お手持ちの西洋占星術基礎本
(1冊~好きなだけ。これから買うなら「サインと天体、ハウスと天体」の組み合わせが載っている本を買ってください)

ノートと筆記用具
(記録が取れればアナログでもデジタルでも、好きなのでいいです)

何をやるかというと、「任意の西洋占星術本の、どの項目を読むかアストロダイスでランダムに決める」というのをやります。アストロダイスの出目を「占い」に使うのではなく、「出目を読む」のでもなく、「出目のページを読んで勉強する」。これを最低1日1個、もっとやれるならもっと、毎日やります。

アストロダイス3個振りにまったく慣れていない場合は、2個振りで挑戦してください。「ハウスと天体のペア」か、「サインと天体のペア」から、取り組みたい方を選びます。

アストロダイス2個組を振って、目を出します。たとえば「乙女座・火星」とか「3ハウス・太陽」とか。

本の該当する箇所を開きます。

解説文を見つけたら(アストロいちねんせい向け)

・解説文を写経してみる(デジタル写経も可)

・二色のマーカーを使い、解説文を塗り分けてみる(「乙女座の火星」なら文中の「乙女座」要素を青、「火星」要素をピンク等に塗り分ける)

・本を複数冊持っているなら解説文を比較してみる

・解説文から、天体やサインやハウスのキーワードを抽出する

・抽出したキーワードが天体やサインやハウスの基本的な意味と合っているか、基礎ページを探して確認する

・キーワードを組み合わせて自分なりに「何座の何星」や「何室の何星」の解説を書いてみる(アストロ中級さんは先に自分で書いてから本を確認)

中級者の場合はアストロダイスみっつで振ります。そしてたとえば「5室・蠍座・水星」が出た場合

・「蠍座の水星」と「5ハウスの水星」の解説を探す

・両方について「写経」「要素塗り分け」「キーワード抽出」を行う

・自分で三要素のキーワードを組み合わせて「5ハウス蠍座水星」の解説文を書く

解説文をラインマーカーで要素ごとに塗り分けられない場合

・まず「ハウス・サイン・天体」の基本的な意味を把握しましょう。「乙女座の火星」の塗り分けができないなら、「乙女座の基本的な解説文」「火星の基本的な解説文」へ戻り、要約やキーワード抽出をやってみましょう(ノート等にまとめよう)

・もちろん、基礎解説文のおさらい(読む、必要なら写経する、要約してみる、キーワード抽出をする)が済んだら、それを踏まえて再度「乙女座の火星」解説文のラインマーカー塗り分けにチャレンジ

要は「今日勉強する箇所をアストロダイスに決めてもらおう」ってことです。一日一件三日で三件。

アストロダイスふたつ振り課題もしんどいよー、まだ12サインも12ハウスも10天体も基本の意味を把握してないよーという場合は、ダイスひとつ振りでいきましょう。サインかハウスか天体。

・ダイスをひとつ選んで振る

・出目に従って基礎本の解説文を読む

・必要に応じてノート他にまとめる

地道に続けることが大切です。網羅するまで繰り返し「ダイスを振る」「拾い読みする」「読んだことを自分でまとめる」をやります。繰り返しているうちに「あ、この目は前も出た。勉強済じゃん?」と思ったら、その勉強済の項目をどれだけ思い出せるか自分で書き出してみよう。そしてノートと本で答え合わせ。

「こんなことをおすすめしている当番は、その勉強法を自分でやったのかよ?」やりました。当番は「サインダイスと30面ダイス」の組み合わせでサビアンシンボル360件をランダムに出し「その日取り組むサビアンシンボル」を決めていました。「シンボル自体を覚える」から「シンボルの意味を覚える」まで。

前に出たのと同じ目が出たら「前に調べたことを覚えているか思い出してみる→本と自前のノートで答え合わせ」をやっていました。サインと度数を見てすぐシンボルが出て、だいたいの意味も思い出せるようになるまでずっとやってましたね。毎朝出目で #アストロ短歌 をツイートしていたのはその一環です。

西洋占星術基礎本を使って二要素組み合わせ解説文のラインマーカー塗り分けをする記事を貼っておきます。二要素組み合わせ解説文が載っていればどの基礎本でもできますが、当番イチオシの塗り分け好適本はいけだ笑み先生の二冊の基礎本です。あの無駄のなさを見てほしい。

「そんなダイスの出目に従ってチマチマとひとつずつ読んでまとめていたら全部回るまでにどんだけかかるんだ? ラスイチが埋まる頃には最初にまとめたやつなんか忘れているぞ?」「集中して、まとまった時間を取って、系統立ててやった方がいいんじゃないか?」ごもっとも、ごもっとも、とてもごもっとも。

だけど、「集中して」「まとまった時間を確保して」「系統立てて」が難しいから、アストロダイスを買ったけど積んでしまったり、本を買ったけど積んでしまったりするわけでしょ。まず「いちにちいっぺんダイスを振る」「いちにちいっぺん本を開く」の習慣付けから、小さいことからスタートっすよ。

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