【4・月の単語集】曜日替わりでアストロ短歌を作ろう
曜日替わりで #アストロ短歌 を作っていく2週間企画の4日目。月曜日は月のアストロ短歌です。相互ガイダンスはこの記事↓
アストロ短歌を作るときにハウスの単語集、サインの単語集を使います。リンク先を確認してください。
※2017年10月のツイートまとめです。
月曜日から次の日曜日まで曜日変わりで #アストロ短歌 を競作していく企画、明日10月9日の月曜日(※2017年)から始めます。月曜日は「月」のアストロ短歌を作ります。火曜日は火星の、水曜日は水星の、木曜日は木星の…と続きます。これから、月の単語集をツイートしていきます。
当番のワークショップでおなじみ、#ホロスコープスキー さんのメガ惑星マグネットです。クマボディは当番私物です。クマボディのお腹、矢印ふたつがグルグルしているアイコンに注目してください。これが月の意味のうち、いちばん基本のものです。 #アストロ短歌 の言葉で言えば「くりかえす」。
#アストロ短歌 では、月に以下のような言葉を当てています。
「くりかえす」
「うけとめる」
「感じ取る」
「映しだす」
「反射する」
「真似をする」
「コピーする」
「受容する」
「フォローする」
「かえりたい」
「やすみたい」
「甘えたい」
「あたりまえ」
「慣れている」
「うけとめる」「感じ取る」の類語で「キャッチする」、「受容する」の類語で「受け入れる」など、自分にとって使いやすく、かつ五音に収まる類語を探してみてください。「○○ 類語」で検索すればWEB類語辞典がヒットします。
西洋占星術で月は、地球に最も近い位置を周る天体です。12サインを一周するスピードも全天体中最速です。短い周期でクルクル回るもの、二、三日で変わってしまう気分やムードを司る天体。「いちばん近い」「身近なものごと」「慣れ親しんだものごと」「あたりまえに感じること」
太陽が放った光を月が「受けとめる」「反射する」。太陽が「リードする」天体だとすれば月は「フォローする」天体。「フォローする」って何?「ついていく」ってこと(「リードする」は「連れていく」ね)。太陽が呼びかけ、月が応じる。太陽と月のコール&レスポンス。
ついでに #太陽と月でコールアンドレスポンス のまとめもどうぞ。太陽はアクション、月はリアクション。「ノッてるかーい!」と舞台から呼びかけるとき、あなたは太陽だ。「イエェェェイ!」と客席から答えるとき、あなたは月だ。
re- で始まる英語の動詞、いくつ言えますか。re- がつく動詞は「再び・くりかえし・ 何かをする」という意味。「再び・くりかえし・する」は月のはたらき。re- で始まる英語の動詞は、ほとんど月の動詞と言っていい。 #アストロ短歌 にそのまま使えはしないけど、思い出してみて。
repeat(くりかえす)
react(反応する)
replay(再演する)
response(応じる)
reply(返答する)
return(戻る)
remember(思い出す)
refresh(更新する)
replace(入れ替える)
【#アストロ短歌 基本の作りかた(上の句編)】
天体をひとつ選び、ハウスとサインを調べる(またはアストロダイスで決める)
ハウス・サイン・天体の単語リストからひとつずつ単語を選ぶ
基本の語順「ハウス・サイン・天体」の順に並べる
言葉同士の繋がりが悪ければ「てにをは」を調整する
【アストロ短歌 基本の作りかた(下の句編)】
出来上がった上の句を見て、自分はその内容について何を言いたいか考える
賛成? 反対? ツッコみたい? ボケたい? 詳しくしたい? 情景が浮かんだ? 「たとえば」で説明できる?
手近な紙等に全部書き出してみる
七七に収まるように音数を整える
【アストロ短歌 基本の作りかた(できばえチェック編)】
「ハウス・サイン・天体」が上の句に「一単語ずつ・三つとも」入っている?
「ハウスは舞台設定」「サインは演技指導」「天体は望み」の区別がついている?
「上の句」と「下の句」の間でコール&レスポンスできている?
月曜日になったら #アストロ短歌 で月を詠んでみよう!自分の出生の月でもいいし、他のホロスコープの月でもいい。アストロダイスを持っているなら、天体ダイスは月に固定してハウスダイス・サインダイスだけ振って決めてもいいぞ。ハッシュタグをつけてツイートしてくれると当番が個人的に大喜び。
あなたの(あるいは他の誰かの)月はどのハウスにいて、どのサイン?ダイスを振ってみたら、どんなハウスとサインが出た?月は「くりかえす」。月は「うけいれる」。月は「フォローする」。月は「慣れている」ことをあらわし、「あたりまえ」と感じるものごとをあらわす。
ハウスの単語帳・サインの単語帳からひとつずつ言葉を選んでみよう。月の単語帳から選んだ言葉と組み合わせよう。あなたの月は何をしたい? 「くりかえす」こと? 「うけいれる」こと? 「コピーする」こと? それとも「かえりたい」? あなたの月はそれを「どこで」「どんな風に」したい?
あなたの月は、「どこで」「どんな風に」いることに「慣れている」? 「どこで」「どんな風で」あることが「あたりまえ」? あまりに当然すぎて普段は言葉にもしないような自分の月を #アストロ短歌 で表現してみよう。「あたりまえ」を歌うときは、少してにをは調整が必要かも。
【はじめて #アストロ短歌 に挑戦するひとへ】
「ハウス・サイン・天体」からひとつずつ選ぶ分には、どの組み合わせも「正解」です。
どんな組み合わせでも「間違い」にはならないので安心してください
並べてみて個人的にしっくりこなかったら、同じリスト内で別の組み合わせを試してください
【はじめて #アストロ短歌 に挑戦するひとへ・2】
頭の中だけでモヤモヤ考えているより、文字にしてみた方が落ち着いて考えられます
上の句はとにかく選ぶだけ!並べてしまってから下の句をゆっくり考えよう
最初の一首は時間が少しかかるけれど、くりかえすうちに速く作れるようになります
アストロダイスを使って #アストロ短歌 に挑戦するひとへ
「どんな難しそうな目が出ても振り直しはしない」これ鉄則
「どんな目が出ても解読してやるぞー」という気持ちでダイスを振ろう
大丈夫、アストロ短歌なら「リストから言葉を選ぶだけ」でちゃんと意味がわかるから
サビアンシンボルを下の句に使いたいひとのための方法をツイートしてなかった。サビアンシンボルは12サインの細分化。「どこそこで どんな感じに こうしたい」の「どんな感じに」を詳しくするもの。基本的にはサビアンシンボルの意味を調べて、うまく七七に要約して付けます。
アストロダイスの出目を #アストロ短歌 にする場合、30面ダイスを持っていればサビアンシンボルまでランダムに出すことができます。30面ダイスの数字は1から30までなので、出目がそのまま数え度数です。サインダイスが「牡羊座」で30面ダイスが「5」なら「翼のある三角」です。
実際にアストロダイスを使って、天体縛りの #アストロ短歌 を作っていくプロセスをお目にかけます。この画像にあるダイスはハウスダイス・サインダイス・天体ダイスと30面ダイスです。 #アストロダイサー というアストロダイス振りと保管に特化したがまぐちに入っています。
今日は月縛りの #アストロ短歌 を作るので、天体ダイスだけを除けておきます。ハウスダイスとサインダイス、お好みにより30面ダイスだけを振ります。 #アストロダイサー をお持ちの方はダイサーの口を閉めてよく振ってください。なければ両手で包み、手の中で転がしてテーブルに振り出します。
よく振って運試し、どんな出目でもやり直しはなーしよ。覚悟ができたらアストロダイサーを開きます。月縛り、出たのは4ハウス、乙女座、30面ダイスが示す度数は19度。これ、本当にランダム出目ですからね。解説用に決めたのじゃないですからね。乙女座19度のサビアンシンボルは「競泳」。
4ハウスの単語リストから「巣の中で」
乙女座の単語リストから「手順を踏んで」
月の単語リストから「くりかえす」
乙女座19度のサビアンシンボルから「合図と共に水へ飛び込む」
同じ4ハウス乙女座19度の月を「その月のもとに生まれたひとの『あたりまえ感覚』の歌」として作りかえてみます。「あたりまえ」に繋げるから、意味が通る程度にすこし言葉をいじります。さしずめ
「家庭では 手順通りが あたりまえ いっせーのせで競争開始」
次回は「火星の単語集」をお届けします。
【宣伝コーナー・アストロ短歌が作れる薄い本】