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【11・天王星の単語集】曜日替わりでアストロ短歌を作ろう

曜日替わり天体縛りで #アストロ短歌 を作っていく14日間シリーズの11日目。天王星の単語集です。総合ガイダンス・ハウスの単語集・サインの単語集はこちら。

※2017年10月に連投したツイートのまとめです


日替わり天体縛り #アストロ短歌 競作企画第二弾。トラサタ&南北ノード編、やろうかね。 #アストロダイス の出目で詠んでるひとは、いずれ天・海・冥・頭・尻に出くわすし。今回は天王星の単語集を出します。第一弾と同じく、前夜に単語集公開、翌日いっぱいその天体縛りで競作ね。

日替わり・天体縛り アストロ短歌 競作企画第二弾。今回は天王星縛りです。天王星は最初に発見されたトランスサタニアン(土星以遠の惑星)。空気?読まない。常識?知らん。計算上、ないと考える方がおかしいんだよ。ほらあった!天王星の基本の意味は「変異」と「衝撃」。

天王星のイメージボード

天王星クマのお腹にあるアイコン。パソコンいじっているとお馴染み、黄色と黒の注意喚起マークです。重要な問題があります。システムが危険に晒されています。アップデートしてください。いますぐ再起動しますか?

天王星の役割は「サプライズ」

そんな天王星の単語集。

「くつがえす」
「おどろかす」
「不意をつく」
「ひらめいた」
「変化する」
「進歩する」
「息をのむ」
「ハッとする」
「ギョッとする」
「大ショック」
「大変化」
「急に来る」
「あらためる」
「リニューアル」
「サプライズ」

土星が12サインをひとめぐりするのに約29年かかる。天王星はなんと84年かかる。単純に12で割ったらひとつのサインに7年もいる。天王星のサインが同じひとは、ざっくり同年代。年齢がバレるのが嫌なひとはアストロダイスでハウスとサインをきめよう。

同じサインに天王星を持ち、ざっくり同年代であってもハウスは12種類ある。たとえ同じやりかた(サイン)で動きたがる天王星を持っていても、それが働く場所(ハウス)は12種類ある。更に #アストロ短歌 なら、たとえハウスまで同じでも下の句でまったく別の歌になる。あなたは天王星をどう歌う。

天王星はひとつのサインに7年も居座る。生まれ年が7年違うと常識だってかなり変わる。ジェネレーションギャップ!天王星は「新時代」の星。「その時代より前には存在しなかったもの」「その時代になって初めて登場したもの」そういうものが天王星だ。

いまは当たり前のように存在するものが、昔は最先端だったり異端だったりした。いま非常識と思われていることが、未来には常識になるかもしれない。あなたが生まれたときに葬り去った古いものは何? あなたと時を同じくして世に出た発明で、いまは不可欠になっているものは何?

ホロスコープを広げよう。ダイスを振ろう。 #アストロ短歌 であなたの天王星を歌おう。衝撃を歌おう。変化を歌おう。逆転を歌おう。驚きを、ひらめきを、進歩を、革命を、下克上を歌おう。システムアップデートを、リブートを歌おう。あ、天王星の単語集に「再起動」も追加しよう、そうしよう。

【アストロ短歌 基本の作りかた(上の句編)】
天体をひとつ選び、ハウスとサインを調べる(またはアストロダイスで決める)

ハウス・サイン・天体の単語リストからひとつずつ単語を選ぶ

基本の語順「ハウス・サイン・天体」の順に並べる

言葉同士の繋がりが悪ければ「てにをは」を調整する

【アストロ短歌基本の作りかた(下の句編)】
出来上がった上の句を見て、自分はその内容について何を言いたいか考える

賛成?反対?ツッコみたい?ボケたい?詳しくしたい?情景が浮かんだ?「たとえば」で説明できる?

手近な紙等に全部書き出してみる

七七に収まるように音数を整える

【アストロ短歌 基本の作りかた(できばえチェック編)】
「ハウス・サイン・天体」が上の句に「一単語ずつ・三つとも」入っている?

「ハウスは舞台設定」「サインは演技指導」「天体は望み」の区別がついている?

「上の句」と「下の句」の間でコール&レスポンスできている?

【はじめて #アストロ短歌 に挑戦するひとへ】
「ハウス・サイン・天体」からひとつずつ選ぶ分には、どの組み合わせも「正解」です。

どんな組み合わせでも「間違い」にはならないので安心してください

並べてみて個人的にしっくりこなかったら、同じリスト内で別の組み合わせを試してください

【はじめてアストロ短歌に挑戦するひとへ・2】
頭の中だけでモヤモヤ考えているより、文字にしてみた方が落ち着いて考えられます

上の句はとにかく選ぶだけ!並べてしまってから下の句をゆっくり考えよう

最初の一首は時間が少しかかるけれど、くりかえすうちに速く作れるようになります

【アストロダイスを使ってアストロ短歌に挑戦するひとへ】
「どんな難しそうな目が出ても振り直しはしない」これ鉄則

「どんな目が出ても解読してやるぞー」という気持ちでダイスを振ろう

大丈夫、アストロ短歌なら「リストから言葉を選ぶだけ」でちゃんと意味がわかるから

【サビアンシンボルを下の句に使いたいひとへ】
サビアンシンボルは12サインの細分化。「どこそこで どんな感じに こうしたい」の「どんな感じに」を詳しくするもの。基本的にはサビアンシンボルの意味を調べて、うまく七七に要約して付けます。

アストロダイスの出目をアストロ短歌にする場合、30面ダイスを持っていればサビアンシンボルまでランダムに出すことができます。30面ダイスの数字は1から30までなので、出目がそのまま数え度数です。サインダイスが「牡羊座」で30面ダイスが「5」なら「翼のある三角」です。

7ハウス天秤座27度の天王星

アストロ短歌 で日替わり天体縛り競作企画。今日は天王星の日。企画中は当番も天体縛りでダイスを振ります。アストロダイス本日の天王星。7室に天秤座27度の天王星。「お互いの 対等性を くつがえす きみは頭上にぼくは地上に」天秤座27度のサビアンシンボルは「頭上に浮かんでいる飛行機」

動きが遅い天体――なかなかサイン移動しない天体――は、自分から遠いもの、自分とは関係ないもの、自分ではどうしようもない、外からやってくるものと感じがち。「『私が』くつがえす」なんて考えられない、いつも「『私の周りが』くつがえる」と思うひともいるかもしれないね。

天王星、海王星、冥王星。土星以遠の天体は肉眼で見えないほど地球から遠い。ノードは…そもそも天体ではなくて点だから最初から見えない。見えないものはより遠く感じる。自分でどうにかできるものではないと感じる。まさにそのとおりのことも勿論あるし、そうではないこともある。

地球上から肉眼で見える天体だって――自分がその天体の分野に馴染みが薄く付き合いが浅ければ――「『自分が』天体する」とは歌いづらい。自分がする(した)ではなく「『自分が』される」になる。土星なら「(自分が)線を引く」ではなく「叱られる」「止められる」になる。

別に受け身が悪いわけじゃない。受け身でしか感じ取れないときだってあるよね、という話。自分では何も「くつがえ」さなかったけれど、ある日自分の周りがどんがらがっしゃんと「くつがえ」って、そこで初めて「驚いて」「目がさめる」そんな経験だって天王星だ。

日替わり天体縛りアストロ短歌競作企画。今日の天体は天王星です。天変、天啓、天王星。

【定期宣伝】
アストロ短歌の作りかたは講座テキスト #はじめてのアストロ短歌 または同人誌 #アストロダイスワークブック でまとめ読みできます。


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