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水瓶座13度「未来予測」

2019年2月1日13時19分、トランジット太陽が水瓶座数え13度へ入りました。水瓶座数え13度のサビアンシンボルをぎゅぎゅっと五文字くらいに圧縮すると「未来予測」

「♒13未来予測」の原文チェック。黒字の1925年ジョーンズ版、青字の1975年ルディア版ともに「(ある)気圧計」。barometer はそのままカタカナの「バロメーター」としてお馴染みになりつつありますね、「景気のバロメーター」他。本来は気圧を測り天気を予測する機械です。

「♒13未来予測」の番地チェック。水瓶座前半(往路)の、5度ずつに分けた第3グループ(おわり)の、第3度数。どの5度組でも第3度数は第1度数と第2度数のこども。こどもは両親をいいとこ取りする。磯野家で言えば第3度数はサザエ。

「♒11霊感との直面」が波平、テーマを打ちだす。霊的な領域から人のところへ霊感が「降りてくる」。「♒12立ち位置を知る」がフネ、波平を裏打ちする。階段の段ごとに人がいる。階段は上へ「昇っていく」。「♒13未来予測」がサザエ、波平とフネをいいとこ取りする。

霊感(♒11)は「降りてくる」、階段にいる人々(♒12)は「昇っていく」。♒11波平と♒12フネをいいとこ取りする♒13サザエは気圧計。気圧計は気圧を測る機械であり、気圧は「上下する」。気圧の変動は天候の変化と連動する。気圧を知ることで近未来の天候を予測できる。

は天候の変化に先んじて変動する。だから気圧の上下に注目していると近未来の天候の変化を予測でき、前もって対応することが可能になる。「○○のバロメーター」という言い回しは「○○の目安/指標」という意味だ。気圧計(バロメーター)は近未来の目安になる。

最近のツールで「♒13未来予測」にいちばん近いものはアプリ「頭痛ーる」だろうか。気象情報を元に気圧の上下を予測して、気圧が急変しそうなときは「頭痛や体調の変化に注意」と知らせてくれる。気圧を体調変化のバロメーター(指標を知らせるもの)として利用している。

ひとつ前、山羊座の数え13度と比べてみよう。山羊座は地の活動サイン、初冬の地。その数え13度は「♑13聖火を拝む」。ゾロアスター教では善神と悪神が戦い、最後には善神が勝つことになっている。信徒は聖なる火に照らして自分の行いを省みる。自分は善神の側にいられるか?

水瓶座は風の固定サイン、真冬の風。その数え13度は「♒13未来予測」、♑13を裏打ちする。♑13では清らかな聖なる炎が拝火教徒の善悪を照らす基準だった。♒13では気圧計が近未来の天候を予測する指標だ。定期的にチェックして、取るべき行動を考えるのは♑13も♒13も同じ。

「♒13未来予測」の対向シンボルを見てみよう。「♌13老船長の回想」は前後に揺れている老いた船長。前後にユラユラと揺れながら思い出の航路を辿っている。記憶の船は上がったり下がったり。気圧計も上がったり下がったり。♌13の船長は過去へ、♒13の気圧計は未来へ向かう。

「♒13未来予測」とスクエアになるのは「♉13資金稼ぎ」と「♏13試行錯誤」。♉13と♏13はオポジション(180度)であり、♌13と♒13のつくるオポジションと直角に交わる。固定サイン13度の火地風水が揃い、ホロスコープを四等分するグランドクロス。

「♉13資金稼ぎ」は荷物を扱うポーター。欲しいものを買う未来のために肉体労働で資金を稼ぐ。「♏13試行錯誤」は実験を行う発明家。試行錯誤を重ねた末に、やっと成功へと至る。♉13と♏13は現在を積み重ねた末に未来へと至る一対。

肉体労働で資金を稼ぎに稼いで欲しいものを買う♉13。実験を重ねに重ねて成功へと至る♏13。前後に揺れながら記憶を何度も反芻する♌13。上がり下がりを繰り返し近未来の天候を告げる♒13。固定サイン数え13度は反復と蓄積に関係がある。

「♒13未来予測」とトラインになるのは「♊13心掴む名演」と「♎13夢みる力」。登場順は最後だが水瓶座は風の固定サイン、まんなかの風。風の活動サイン、天秤座が打ちだしたテーマを水瓶座が裏打ちし、風の柔軟サイン、双子座が天秤座と水瓶座をいいとこ取りする。

天秤座は風の活動サイン、はじめの風。その数え13度は「♎13夢みる力」、テーマを打ちだす。こどもたちはしゃぼん玉を次々と飛ばし、未来を夢みる。水瓶座は風の固定サイン、おわりの風。その数え13度は「♒13未来予測」、♎13を裏打ちする。気圧計の針が近未来の天候を示す。

双子座は風の柔軟サイン、おわりの風。その数え13度は「♊13心掴む名演」、♎13と♒13をいいとこ取りする。しゃぼん玉の中に幾通りもの未来を投影してきた(♎13)、空気の変化を敏感に察知し、先を読んできた(♒13)。ピアニストは自分の演奏で聴衆の心と未来を掴もうとする。

「♒13未来予測」は水瓶座前半(往路)第3グループ(おわり)第3度数(サザエ)。同じ水瓶座前半の第1グループ(はじめ)、第2グループ(まんなか)のサザエズと比べてみよう。1がテーマを打ちだし2が1を裏打ちし、3が1と2をいいとこ取りする関係はグループ間でも成り立つ。

水瓶座前半第1グループのサザエは「♒3脱走した水兵」、テーマを打ちだす。新しい価値観が古い秩序を揺さぶると古い秩序からの脱走者が現れる。水瓶座前半第2グループ!サザエは「♒8人に似たもの」、♒3をいいとこ取りする。人の手で、人のかたちをなぞって作られた蝋人形。

水瓶座前半第3グループのサザエは「♒13未来予測」、♒3と♒8をいいとこ取りする。古い秩序の中に自分の未来はない、と逃げ出す♒3。人の外見をなぞった♒8。♒13の気圧計は気圧の変化をなぞって針が動き(♒8)、近い未来に待ち受けているもの(♒3)を指し示す。

うまれたときのホロスコープで「♒13未来予測」はどのハウスにある?2019年2月2日の太陽はそこを照らした。穴埋め #アストロ短歌 で確認しよう

「○○○○で(五音・ハウス) ひと足先に(水瓶座) 意識する(太陽) バロメーターの未来予測を(♒13)」

#サビアンシンボル物語

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