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産む選択、産まない選択

『妊娠』は、
とても奇跡的なことです。

言葉だけ聞くと
とても嬉しいこととして
想像するかもしれません。

しかし、
場合によっては
悲しいこともあるのです。

そうです、

望まない妊娠

私たち助産師は、
望まない妊娠をされた方と
関わることがしばしばあります。

理由はそれぞれ…

レイプ、
経済的理由、
社会的理由、
パートナーのDV…

また、
本人とパートナーの二人の意見が
同じであればいいのですが、
異なる場合はさらに悩みます。

日本では、
中絶可能な期限が決まっています。
尊い命について
大事な決断なのに期間があるのです。

今日も
妊娠を継続したいが
社会的理由などにより
継続できない方と関わりました。

「継続できないのは分かっているけど、
自分の中にいる命を絶ってもいいのか?
守ってあげたい気持ちがある」

命について
真剣に向き合おうとする彼女に
何かできることはないか?

一生懸命考えました。

私たち助産師は、
妊娠を継続するために必要な
情報を提供することはできます。

でも、
実際に子育てをしていくのは
本人とパートナーなのです。

2人がしっかりと
その命を守っていかなければならないのです。

私たちにできることは
本当に微力なものだと思いました。

このようなケースは
珍しいことではありません。

このようなケースが少なくなるように
私にできることは何か?

それは、

望まない妊娠をする人がいない
世の中になるように
正しい性教育を広めていくこと

望まない妊娠の予防です!

助産師として
生きているならば、
その役割を全うしなければなりません。

よし!
性教育に力を入れていこう!

今後、
私は何をすべきか?
最近色々と考えています。

今後のビジョンが決まれば、
またみなさんにご報告したいと思います。

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