【相談室】母乳育児中の仕事復帰、どうすればいいですか？

今日は、
お母さんからのご相談に
お答えしていきたいと思います。

《相談内容》
生後１歳
「もうすぐ
フルタイムで
仕事復帰します。
母乳で育てています。
仕事中におっぱいが
張ってくると思うのですが
どのようにして母乳育児を
続けたらよいのでしょうか？」

育休を１年取得し、
復帰されるママはたくさんいます。

それを機に、
卒乳される方も多いのですが、
相談者さんは母乳育児を続けていこうと
考えているのですね。

素晴らしいなぁと思うし、
その思いにしっかりと
寄り添ってあげたいなと思います。

私自身も、
二人の子どもを
母乳育児しながら
仕事復帰しました。
もうすぐ４歳の下の子は
今も母乳育児継続中です。

今回は
私の経験もふまえ、
お話していきたいと思います。

１．母乳育児中の仕事復帰とは

実際に、
母乳育児をしながら
仕事に復帰するのは
どんな感じなのでしょうか？

具体的には、

朝に、
しっかり授乳をして保育園に預ける。
夕方に、
保育園から帰宅後しっかり授乳をする。

こうすると、
ママはおっぱいが
すっきりした状態で
通勤することができ、
帰宅後はパンパンのおっぱいを
すっきりさせることができます。

赤ちゃんは、
大好きなおっぱいで
胃も心も満たされて
登園することができ、
帰宅後は一日ママと離れ
寂しさいっぱいの心を
おっぱいで癒してもらうことができます。

また、
保育園という環境は
大好きなママと離れます。
そんな保育園の生活に慣れるまで
半年くらいかかると言われています。

赤ちゃんが
保育園に慣れるまでは、
朝は「がんばれ～」とおっぱいで応援し、
夕方は「がんばったね」とおっぱいで癒す。

これはすごく大切なことだなと思います。

つまり、

母乳育児しながらの仕事復帰は
ママと赤ちゃんお互いにとっていい

２．仕事中、おっぱいはどうなる？

【フルタイム】
ということなので、
９時～１７時といった
仕事時間だとしましょう。

それでも、
８時間の仕事時間に
通勤の時間も加味すると
９～１０時間近く
授乳ができない状態になります。

普段の授乳回数
にもよりますが、
１歳児の母乳育児は
２４時間一緒に過ごしていると
９～１０時間空くことはないと思います。

母乳は
飲んだ分だけ作られるので、
最初はお昼時間の頃になると
おっぱいがパンパンに張ってくると思います。

３．張ってきたらどうしたらいい？

では、
仕事中に
おっぱいが
パンパンに張ってきたら
どうしたらいいのでしょうか？

答えは

軽く搾乳する

パンパンに張っている
おっぱいの内圧を抜くような
イメージで軽く搾乳します。

具体的には

搾る量はおちょこ一杯程度にする

ここでポイントなのは、
搾りすぎないことです。

パンパンに張ると
すっきりするまで
搾りたくなるのですが、
たくさん搾ってしまうと
その分また母乳が作られてしまうのです。

忘れてはならないのが、
仕事のリズムに母乳を作るリズムを
合わせることが目的なのです。
搾りすぎないようにしましょう。

搾る方法は
空のプリンカップがおすすめです。

お昼の休憩時間に
休憩室やトイレの個室で
プリンカップに軽く搾りましょう。

搾った搾乳は
もったいないけど処分し、
プリンカップは軽くすすいで
職場のロッカーなどに置きます。

タオルに絞る方法もありますが、
荷物や洗濯の手間が増えてしまうので、
空のプリンカップがおすすめです。


いかがでしたか？
仕事復帰に向けて
久しぶりの仕事への不安…
保育園という新たな環境への不安…
仕事と家事と育児の両立への不安…
たくさんの不安に押しつぶされそうに
なってしまいますよね。

そんな時に、
母乳育児は
赤ちゃんだけでなく
ママの心も癒してくれますよ。

大好きな我が子との
スキンシップの時間を
自然と作り出してくれますからね。

一緒に
母乳育児をしながら
お仕事をするライフスタイル
楽しみながらやっていきましょう～！