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植物療法・薬草・講座開催

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2020年4月の記事一覧

コロナ時代に植物療法ができること〜ハーブ編〜

コロナ時代に植物療法ができることは、「ウイルス予防と心理的ストレスの軽減」。今日はオススメのハーブについて書きたいと思います。 元気だけれど予防をしておきたい場合ネトル、スギナ どちらもミネラルが豊富で、腎臓のデトックス作用が高いハーブ。ネトルは花粉症にも効果的で、ヘモグロビンに似たクロロフィルを多く含むため貧血の方にもよく使われます。スギナはケイ酸がカルシウムの吸収をサポートするため、骨粗しょう症の予防にも使われます。皮膚、髪の毛、爪の保護にもよし。私もここ2週間くらい

コロナ時代に植物療法ができること〜アロマ編〜

免疫力アップのためには、自然エネルギーを取り込んで自律神経をととのえ、ストレスを軽減させ、免疫システムが発動するようエネルギーを保持しておく。そのために、情報に振り回されず不安の原因を考える、自然のリズムで生活する、そして医薬品を手放す。 そんなことを3回にわたって書いてきました。でも、なかなかうまくいかない時がある。医薬品を使いたくないけど、目の前のこの症状もどうにかしたい。そんな時は植物療法(フィトテラピー)の出番です。 コロナウイルスの予防と 心理的ストレスの軽減今

4SEASONSフィトテラピー春のケア編、開催しました

3月15日(日)と18日(水)、「4SEASONSフィトテラピー春のケア編」を無事に開催することができました。予定では春にふさわしいハーブティーやアロマでお出迎えする予定でしたが、感染症対策を重視し下記を実施。 参加者の皆さんは「自然のもので自分の健康をケアしていきたい」という思いを持った方達だったので、そんなハーブやアロマに興味津々でした。 自分の免疫をサポートするのがフィトテラピー3月中旬といえば、新型コロナウイルスの影響で大規模イベントが中止になり、小規模イベントは

私が実現したい世界像vol.3

私が実現したい世界像vol.2の続きです。 「薬用植物」という選択肢現在、日本の平均寿命は女性は87.32歳、男性が81.25歳。抗生物質による細菌性感染の治療、心筋梗塞や交通事故といった緊急事態の処置など、私たちは近代西洋科学を基礎理論とする現代医学に、非常に恩恵を受けてきたことは事実です。 一方で、現代医学は疾患の捉え方が「局部」で、基本的には「心と体は別物」ととらえる傾向にある。 でも、今はアレルギーや原因はわからない慢性疾患、不定愁訴など、医薬品で部分的に解決す

私が実現したい世界像vol.2

私が実現したい世界像vol.1の続きです。 基本食を設定し、食事を立て直す退職し、まず私が着手したもの。それは食生活のものさしづくりでした。それまではものさしがないままに、週1テキトーに宅配生協で買いだめして、週末作り置き。作り置きができな買った時は、半調理品や外食も多かった。 私たちは食べたものからつくられる。それはもちろんわかっている。わかっていれど、食事に手をかける時間も気力もほとんどない。であれば、「シンプル調理で身体にとって本質的な内容、しかも美味しい食事」につ

私が実現したい世界像vol.1

はじめまして!植物療法士の溝渕です。 私には下記のような実現したい世界観があってnoteをはじめました。 まずは3回にわけて、自己紹介がてら、こう考えるようになった原体験や問題意識、理想の世界像について書きたいと思います。 娘の育児で気づいた、薬は対処療法という現実 ワンオペ育児と愛していた仕事 今から5年前の2015年4月のこと。私は生後8ヶ月の娘を保育園に入れ職場復帰しました。当時の私はオーガニックコスメメーカーに務めており、復帰後は新ブランドの企画をやることに