dancyuに掲載された!
2008年、カレーリーフを植えはじめて6〜7年経った頃、突然dancyuの編集の方から連絡が。
話の内容は、今まで日本で生葉が手に入らなかったカレーリーフを沖縄で栽培し、販売してると聞いたので取材したい。
実はこの取材には横浜の南インド料理店ガネーシュの石原オーナーシェフから「沖縄にね、カレーリーフ畑を作ってもらって、フレッシュのカレーリーフが使えるようになってきたんだよ!画期的な事だよ!あと数年したら、いつでもフレッシュカレーリーフが手に入る時代になる。いつか僕たちのカレーリーフの事取材して、dancyuに載せてくれ!」と、元気な頃に話されてるのを、つい最近1周忌の法要に線香をあげに行った時に思い出しまして。ぜひ取材させてください!
普段、取材などはお断りしている私。当時は兼業農家として働いていましたし、量産できてない段階で、取材など受けて注文に忙殺されたり、出荷出来ないと今までの取引先に迷惑がかかるんじゃ無いか。
何より、人見知りな私は、表に出るのは苦手というのもありました。
でもこう言われてしまっては、私も断るに断れないです。なにしろ散々お世話になった石原シェフの遺言みたいなもの。生前に記事になるのを見せられなかったので、その願いを没後1年経った今叶えないと機会がないなと思って受けることにしたんです。
5月ごろ、編集の方とカメラマン、ライターの方と沖縄まで取材にいらっしゃいました。
私が住む住宅は海沿いの住宅街で、畑のある大湿帯(おおしったい)は、東村に隣接する名護市の中でも北に位置する山の中。車で30分ほど北上すると、ヤンバルクイナやノグチゲラなどがいる、最近、世界自然遺産になった、やんばるの森地域と隣接しています。
自宅から片道45分ほどかかる、訪れた方は皆ジャングル?と思うような場所。
国道58号線を北上、そこから山の中に入る県道へ入り、県道から林道に4キロほど走る、ポツンと一軒家に出てくるような林道を走ります。
畑の帰りは源河川沿いの林道から帰り、あまりの山道ぷりにみなさんどよめいてたのが印象的でした。
そんなジャングルな中の畑を、東京からわざわざ来てもらい取材を受けながら、亡き石原さんとの思い出話をして、コレまでの取り組みなども話をしていて、話だけではと名護にあったパパダムというお店で料理を作ってもらって取材はお開き。
3ページですが、カレーリーフの話だけで記事になったのは、多分、日本初の事です。
おかげさまで、バックナンバーもすぐに無くなったと聞いています。
Amazonでは中古品で買えるようです。
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