おまじないが、ブーメランしてきた

ねー、はる？（はる＝ムスコ。春一）
ずっと一緒にいてよ。

って。
よる寝る前に
抱っこしてるときに言ったら

「いや、それはできない✋」

って、めちゃくちゃ
きぱり言われました。
（春は「否定」をこんな強くいうこと滅多にない！）

え。なんで。

「春くんはね？
　いつか冒険にいくから。
　だからね、それはできない。」

（わたし、涙ぽろり。）

「でもね？
　ぜったいに帰ってくるから。
　ぜったいに。
　かかは、待ってて？」

（わたし、号泣。）

ほんのに少し前まで

「やだ！はるくん、ずっとカカといる！
　カカと一緒がいい！！」

とか言うてて。
（んもぅ！かわいい！！！（泣）

その度に

ありがとね？
でもね、いつか春はきっと旅にでるときがくるよ？
大冒険をするよ？

カカは、ぜったい待ってるから。
ぜったい、春のことを待っとくけ
帰ってきたら、なんがあったか教えてね？
ご飯作ってまっとくけね。

って言いよった。

春が産まれた瞬間から

「伝わってる前提」で
ベラベラ会話してきたのもあって

わからんやろ！笑
って誰かに言われても
普通の言葉で説明しまくってきたんよね。
（対等でいたいから

この大冒険の話も、そうで。

そうゆう気持ちで
わたしが投げてきた
まいにちの言葉は
ちゃんと春の心に伝わってた。

盛大にブーメランしてきたもんやな、って、
すやすやぴーの
春の寝顔見ながら思いました。

でも、でもでも

伝えたことが、ほんとに伝わっていて。
数年後にこんな風に戻ってくると
感動しすぎて。もう。
でした。

眠る前の、まいにちのおまじない。

　はる？
　どこ行ってもいいよ？
　なんしてもいいよ？
　誰と一緒でもいいよ？
　人と違ってもいいよ？
　はるは、生きてるだけで最高。

そのセリフがどこから来たのか
もう忘れてしまうくらい、言い続けてきたけど

効いてるな、って思った。
春にも、わたしにも。