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しあわせな余韻♡『ICECREAM FEVER』

こんにちは。仁科かおりです。

先週は、楽しみにしていた映画『ICECREAM FEVER』を観てきました。千原徹也さん初監督の作品です。

もうとにかくおしゃれで、広告を見た瞬間に目が釘付けになり、"絶対に観たいやつ♡" と待ちに待った映画。想像をはるかに超えて、よかったです。

舞台となる東京の街も、おしゃれで洗練されたクールな印象ではなく、下町のような親しみやあたたかみに溢れていて、私は住んだことがないのになんだかとっても懐かしくて、だけど、野暮ったさはまったくなくて、街のやさしさの上に、素敵な女優さんやモデルさんの個が際立って、今まで感じたことのない、個性的な世界を見せていただいたように思います。

"千原さんには、こんな風に世界が見えるんだ!" って、新たなフィルターをいただいたような気持ち。

当たり前ですが、同じ場所にいても、目の前で同じ事象があったとしても、100人いたら100人の見え方/感じ方があるのですよね。そのひとつの見え方/感じ方として、今回、千原さんのフィルターを頂けたのは、本当によかったです。彩りが豊かになりました。

気になるストーリーは、楽しみにされている方も多いと思いますので、書かないですが、私は見終わった後、小学生の夏休みの最終日の朝みたいな気持ちになりました♡

縁側に扇風機を置いて座り、アイスクリームを食べながら、宿題やラジオ体操から解放される嬉しさを味わって、「この夏もやりきったぞ」っていう満足感と「いや、これからもっと楽しいことできそう!」って、まだまだ遊びたい気持ちと、明日から再び始まるクラスメイトや先生との日々を想う気だるさと、なんか口に含むたびに色んな味が混じり合う、濃厚なアイスを食べてるみたい。

一言で表すなら、とってもエモいのです。

90年代の懐かしい空気がそっと心を包んで、やさしいしあわせについて語ってくれているような、なんだかそんなステキな作品だと思いました。

最後に流れる、オザケンさんの歌もまたいいのですよね~。


あと、この日、映画を観に行く直前に、街で小学生の男の子が落とした「スラムダンク」の漫画を拾ってあげたのですが、街にはこんな小さな小さなやさしい物語が溢れていて、それはまるでドミノ倒しのように、実は、色んな物語と連動しているんだっていう「縁起」のようなものも感じました。

接点のないはずの女性達の日常が、時空を超えて交差していく面白さがあったり、夏の日差しでアイスが溶けるように、心に刺さったトゲが、そっと溶けてゆくようなあたたかみを感じる関わりがまたよかったのですよね。

帰りは、パンフレットを買って、翌日はお洋服のコーディネートを考える時に、ばっちり映画を意識して、アイスのようなポップなピンクのバッグをもったコーデを組んでいて(笑)、こんな風にしあわせな余韻に浸れる映画も久しぶりだと思いました♡

もう一度観に行こうと思っています。
『ICECREAM FEVER』おすすめです!よかったら、ぜひ、観てみてくださいね。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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