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ファッションは、人々の心を明るく照らす光になる

こんにちは。仁科かおりです。

最近「𝘍𝘈𝘚𝘏𝘐𝘖𝘕 𝘙𝘌𝘐𝘔𝘈𝘎𝘐𝘕𝘌𝘋」という映画を観ました𓅮𓂅

英国のファッションブランドMother of Pearlのクリエイティブ・ディレクター エイミー・パウニーを追ったドキュメンタリーです。

おしゃれが大好きな方は、ぜひ観てみてほしいです♡

あらすじ
イギリスのブランド《Mother of Pearl》のデザイナー、エイミー・パウニー。
彼女は2017年4月、VOGUEの新人賞を受賞し、10万ポンドの賞金を得て、自分の生き方のルーツにつながるサステナブルなコレクション《No Frills》を立ち上げることを決意する。

コレクションデビューした《No Frills》はロンドン・ファッション・ウィーク唯一のサステナブル・ブランドとして大注目を浴び、業界は一気に変革!

その注目はマスコミだけに留まらず、当時皇太子だったチャールズ英国王が企画したキャンペーン・フォー・ウールの10周年記念スカーフのデザインを依頼されるまでに発展する。
しかし、そのコレクションデビューの裏には、発表まで18ヶ月というタイムリミットの中、さまざまな困難に遭い、地球の裏側まで旅をすることになったエイミーとチームの、たくさんの出会いと挑戦の物語があった──。

時に凹み、迷いながらも、理想の素材を求めて地球を飛び回る《等身大のドリーム・ストーリー》が誕生!!


今となっては、ファッション業界におけるサスティナブルな取り組みは、当たり前のこととして考えられていますが、ほんの数年前までは、そういった取り組みはほとんどなく、まるでラットレースのように、新しいお洋服が生み出されては廃棄されることが長く続いていました。⁡


私たちにとって、身近なところで環境問題を考えてみると…

毎日行っている洗濯によって、ポリエステルなど石油由来の素材でできた服から、はがれた糸くずがマイクロプラスチックとなり、川や海に流れ出ているそうです。
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それなら、コットンやウールなど自然素材のお洋服を選ぼう!と考えるのですが、綿花には大量の農薬が撒かれていること、児童労働、衣服を染めるための化学薬品、羊の飼育の問題 などなど問題が山積みです。⁡

また、ファストファッションが流行してからは、お洋服の購入サイクルが異常に加速する結果となり、1980年代と比較して人々は3倍以上の服を購入しているそうです。

毎年、千億もの服が作られ、その5分の3が購入した年に捨てられる…。

私自身、"ファストファッションのお洋服を買っては捨てる" この経験をしたことがあるため、深く反省するばかりです。

そのような状況の中、エイミーは、偽りのないサスティナブルな服づくりに全力で挑み、やさしい想いで育てている生産者さんや紡績工場を探し求めて世界を飛び回り、何度も苦境に立たされながら、世界を変える服を生み出しました。

いくつもの苦難を乗り越え、目指していた服ができた時、エイミーが発した言葉が印象に残っています。


"この服には魂が宿っている"

⁡全エネルギーを注いできたことが伝わってくる、重みのある言葉です。

だけど、服に魂を宿してゆけるのは、つくり手だけの特別なことではありません。

⁡着る側も、毎日、お洋服を手に取り、"ここまでどんな道を辿って、つくられて来たのだろう" と思いを馳せ、"このお洋服に宿る命が輝くように大切に着させてもらいます" "いつも守ってくれて、ありがとう" という気持ちで、丁寧に長く着ることができたなら、お洋服のパワーはうんと力強くなります☺️

⁡ひとりひとりができることは、とても小さなことかもしれない。

だけど、未来を生きる人々や地球に目を向け、やさしい思いで選択し行動できたなら、つながる未来は変わるのだと思います。

ファッションは、人々の心を明るく照らす光のようなものです。
丁寧に選び、大切に扱ってゆけたらいいですね。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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