これからの妊活(精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう))について)

今日は男性不妊の専門クリニックに旦那さんと行ってきました。その内容を記録します。

私たちのブライダルチェックの結果、旦那さんの精子濃度が自然妊娠できる基準値より低かったことから、紹介された男性の不妊治療専門のクリニックへ連絡。完全予約制のクリニックだったので、電話をしてから(なかなか平日に休めないこともあり)3週間後の今日に予約が取れました。着くと旦那さんに問診票を渡され、記載します。私は一緒に行きましたができる事はないので、あんまり気にせず普段通り、受付の前にある席で待つのみです。問診票の記載が終わり待っていると、受付で番号札が渡されます。プライバシーを守るためか、名前ではなく番号で呼ばれます。この後、番号が呼ばれて旦那さん1人で診察室に入ります。何をやったか聞くと、まず簡単な問診があり、その後、精液検査、尿検査。この2つの検査が終わったところで、検査結果が出るのに一時間ほどかかるということで外出してもいいですよ〜と受付の方から案内がありました。

その間にクリニックの周りを暑い中、お散歩しました。今日はオリンピックで松山選手がゴルフの4日目を迎えており、結果を気にしながらのお散歩です。(残念ながら銅メダル獲得とはならなかったようですが、かなり痺れる戦いでした!この灼熱の中、4日間、本当にお疲れ様でした。)なんだかんだで一時間あっという間に経ち、クリニックへ戻ります。

クリニックに戻ると、旦那さんのみが呼ばれて、エコーを受け、受付前へ戻ってきます。エコーでちょっと気持ち悪くなってしまったみたい。その後、旦那さんと私の2人が診察室に呼ばれ、今日の結果を一緒に聞くことになりました。

結果として、旦那さんの精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)がわかりました。お医者さんからの説明は難しくて、途中で頭の中が「??」となりましたが、その後、ネットなんかで調べて頭を整理した結果、多分簡単にいうと、以下の状況になっています。(ど素人、文系なので、間違っていることがあるかもしれません。参考程度にお読みください。)

①ブライダルチェックの結果通り、精液濃度が基準値に達しないほか、精子の運動量や形もよくないことが判明。

②精巣付近には、精巣(身体の下)から心臓(身体の上)へ血液を送る血管(精索静脈(せいさくじょうみゃく))というのがある。この精索静脈(せいさくじょうみゃく)は、正しく機能していれば、精巣(身体の下)から心臓(身体の上)へ血液を送ることになっていてこの逆流を防止する弁があり、心臓(身体の上)から精巣(身体の下)へ血液が落ちることはない。

③しかしながら、加齢なんかが原因で逆流を防止する弁が上手く機能せず、血液が逆流(身体の上から下へ落ちてしまう)してしまい、精巣内の温度がこの逆流した血液によって上昇。精子は熱に弱いので、温度の高い血液の逆流が原因で、元気な精子がやられてしまい、正常な精子が少なくなってしまうことがあるとのこと。

旦那さんはこの血液逆流(=精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう))の状態になっていることがエコーの結果判明。ただ精子が作られていないわけではないので、血液の逆流を防ぐことができれば、精液検査の結果も自然妊娠に必要と言われる基準値に達する可能性あり。そして、精索静脈瘤は、健康上は何の心配もないとのことです。

④血液が逆流してしまう精索静脈瘤というのは、日帰りの手術を行うことで、精液検査の所見が良くなることが7割で、上述の通りもしかしたら自然妊娠に近い常態で妊娠出来る可能性があるということ。

⑤その他、検査すべきは、男性の染色体について。(この辺りから理系が超苦手な私の頭がめちゃ混乱し始めますので細かい説明は端折ります。笑)簡単にいうと、男性の染色体に問題があると、そもそも、精子を作る力が弱いので、上記の手術でどれだけ改善できるかよくわからない。この場合は、残り少ない精子を凍結して、体外受精もしくは顕微受精することを検討する必要があるとのこと。


男性不妊の原因がわからない可能性がある中、男性の不妊専門クリニックでの検査の結果によって、上記の通り、旦那さんが精索動脈瘤(せいさくどうみゃくりゅう)であること、そして、旦那さんの染色体を調べる必要があることがわかりました。染色体については血液検査で調べられるとのことなので、血液検査を申し込んで帰宅しました。

私たち2人の結論は、「染色体の問題はあるにせよ、精索動脈瘤ということがわかって良かった」です。旦那さんも乏精子症の原因がわかって良かった、原因がわかれば治療法があるからね。と、ちょっと安心したように言っていました。もちろんこの先、どうなるか全くわかりません。検査にも治療にもお金はかかりますが、経済的に無理のない範囲で、今はできる限りのことをしたいと個人的には思っています。(色々な意見があると思うので私の小言としてですが)可能であれば、私は旦那さんとの子どもが欲しいし、女性として生まれからには出産も経験したいし、子育てという今は未知の体験(多分今の私には感じたことのない喜怒哀楽があると思う。)も味わいたいです。なので、保険適用や国や自治体の助成金なんかも調べていきたいと思います。(頭の中でradwimpsの染色体の曲が流れました。理系が全く出来ない私にはよくわかっていませんでしたが、すごく尊いんですね。)

血液検査の結果、染色体が通常であれば、精索動脈瘤の手術を旦那さんがして、その後の精液検査の結果を見ながら、極力自然妊娠を目指す。染色体に問題があるようなら、体外受精もしくは顕微受精を目指す、ということになりそうですが、今後、どういった妊活を進めていくのかは、血液検査の結果が出てからクリニックのお医者さんと進めていくことになるようです。

因みにですが、もし染色体に問題があった場合でも体外受精もしくは顕微受精の結果、こどもを授かれた時、男の子が生まれたら、染色体の問題は遺伝するそうです。その時には、息子くんに、息子くんが作れる精子の数が限られていること、将来子どもが欲しければ、精子を少しでも多く凍結保存することを教えてあげる必要があるとのことです。この問題は子どもが出来て男の子だった時に、また考えたいと思います。


今日申し込んだ旦那さんの血液検査の結果は3週間後くらいに出るようなので、また結果を記録したいと思います。久しぶりの、妊活に関する投稿でした!

そういえば、私は麻疹のワクチンは先週打ちました。腫瘍マーカーの検査は8月後半に受けてきますので、腫瘍マーカーの結果が出たら、また記録したいと思います。

不妊治療については検査が多く、毎日せっせと更新するタイミングでもなくて、これからも時折関係のない記事も続きますが、引き続き、宜しくお願い致します!

・・・にしても、オリンピック、しびれる試合が多いですね〜!今日もゴルフ、卓球、バレーボールと、非常に熱い時間でした!毎日、家でテレビの前で日本の戦いを応援しています!

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