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ドイツの幼稚園に入れたら、こんなことがありました②
前回の記事で娘の慣らし保育について書きました。
何とか園での生活に慣れたと思っていましたが、次のハードルはお昼寝でした。
当初、娘の保育時間は5時間で、同じ保育時間の子どもたちは、9時に登園してお昼寝をして14時に迎えに行くという流れでした。
娘は慣らし保育中は、お昼ご飯を食べた後にお迎えに行っていました。お昼寝はまだしないのかなぁと思っていた頃、いよいよ先生から
「明日はお昼寝もさせてみましょう」
と声がかかりました。
そして翌日、ドキドキしながらお迎えに行くと
お昼寝は大成功!
したようで、他のお友達が寝るのを見て、娘もすんなり寝れた、とのことでした。
次の日も、お昼寝をして14時にお迎えの予定でしたが、12時半に園から連絡がありました。
「娘が泣いているのでお迎えにきてほしい」
とのことでした。
どうやらお昼寝が嫌で泣いてしまったようです。
昨日上手くいったからといって、今日も上手く行くとは限りません。
次の日は途中で電話がこなかったので、お昼寝できたのかと思いきや、寝ずにずっと遊んでいたようです。
その日以降もお昼寝にトライしてみたようですが、やはり嫌がってしまい、お迎えにくるようにとの電話がありました。
先生からは、
「今は風邪を引いてるから、治ったらまたお昼寝試してみましょう」
と言われました。
園の先生は、基本的に子供が嫌がることは強制しません。なので、泣いても抱っこであやしてどうにか寝かせてくれる、ということもありません。
しかし、大変だったのが、お昼寝をキッカケに園に行くこと自体を嫌がるようになってしまいました。
朝もイヤイヤが酷く、また慣らし保育の時のように戻ってしまいました。
そのため、その後1ヶ月くらいはもうお昼寝は諦めて、早めにお迎えにいくようにしました。
しばらくして、また娘の様子も落ち着いてきた頃、諦め半分な気持ちでしたが、ラストチャンスと思い、先生に相談してもう一度お昼寝にトライすることにしました。
予想通りでしたが、やはり泣いて拒否。
そのため、2歳の1年間はずっと午前保育でした。
お昼ご飯が終わった頃に娘を迎えに行き、家に一緒に帰ってお昼寝をする、というスタイルで過ごしました。
そして、3歳になり、娘から
「もうお昼寝しない!」
と宣言がありました。
また、そのタイミングで保育時間も7時間になったので、園ではお昼ご飯の後もお昼寝せずに遊んで、午後3時半頃にお迎えに行くようになりました。
娘が園でお昼寝をしたのは、本当に1日限りです。
振り返ってみると、当時は慣らし保育からずっとそれなりに大変でしたが、娘が私と一緒に寝たいという気持ちに寄り添えたので、それはそれで良かったのかなとも思います。
こんな日々もあっという間に過ぎて、今はもう小学生です。
変わらないことも変わったこともたくさんありますが、これからも娘の成長を見守っていきたいです。
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