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個人的なクレームとして受け取らないでね!

8月はバタバタしており、結局NOTEを更新する事がなかった。

ここで、「仕事の気づき」というテーマでの記事の募集があったので、久しぶりに応募する事にした。

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🔸個人的なクレームとして受け取らないでね!

私のキャリアはIT領域だ。
その中で、新しいシステムの導入プロジェクトなどに、たくさん関わらせてもらった。
特に、物流業務(製品を倉庫から顧客の指定場所に届ける)にまつわる事が多かった。

企業間の物流配送だったこともあり、リードタイムが短く、
受注⇨倉庫からの出荷までは数時間というのが基本的なタイムラインだ。

その業務でシステムトラブル発生により、出荷手続きの業務に影響が出ようものなら・・・
各部署から、
・電話
・怒号のメッセージ
・ありったけの怒りや苛立ちと共に、私のデスクに怒鳴り込みに来る人もいた

当時、アメリカ企業に勤めていた私は、システムそのものが日本で完結しているものはなく、どれをとってもアメリカやその他、海外チームの調査やサポートなしでは成立しない。

とはいえ、現場でIT代表として矢面に立つのは自分だ。
当然の事とは、いえ、各部署や大勢の人から、システム不具合に対する苛立ちや焦り、怒りなどを直接受け取るのは、非常に精神を消耗する。

その時に、オーストラリアにいるイギリス人上司から

ありとあらゆる、クレームや苛立ちをぶつけられる事があると思うけど、
あなた個人に対するクレームとして捉えないようにね、IT全体の事だからね

皆、感情をぶつけてきたとしても、あなたに対してではない

僕たちは、君のサポートにとても感謝している。そして、日本からもトラブル対応時の労いのメッセージがこちらに届いているよ。

当時、トラブルが頻発するタイミングがあり、
私自身、毎日のように、
①海外に問題をエスカレーション
②暫定処置と原因究明
③各部署への情報共有アップデート
④そして、対面での報告

により、
自分の対応に不備があるのかな?!対応自体にも問題があるのかな
と自分自身に対して疑心暗鬼になっていた。
その時に、上司からかけてもらった言葉にとても救われた記憶がある。

上司やその他メンバーは、サポートしてくれるとはいえ、現場から見たら、私がIT代表だ。頭では、わかっていても、その場面を一人で乗り切るのは、とてもキツかった。

上司のジャストタイミングでのコメントにとても心救われ、そこから自分自身の取り組み方、受け取り方に対するマインドセットも大きくシフトした。

タイミングと伝えるメッセージによって、心が救われる
という事を学ばせてもらった、大きな、貴重な体験だった!
当時の上司には感謝しかない

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