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何でもあり過ぎるアメリカドラマ『FRINGE』

コロナ禍の自粛で在宅時間が長いのでアマプラで視聴。アメリカドラマは1シーズンが長いので、自粛が終わりそうな今もってシリーズ4の中盤だ。

実はシーズン1途中で脱落しかけた。いくらなんでもフリンジ(オカルト)というテーマの元でやりたい放題で非現実的な気がしたからだ。非現実がテーマなんだけど、非現実だからって、いくらなんでも頭にいろいろ付けて水に入ったら人の意識の中に入れるとか無理があるだろうと。

しかしレビューを見るとシーズン2になって俄然面白くなってくるとのこと。見進めると、なんと世界が二つあり、その二つの世界が衝突すると、どちらかが消えてしまう、という突き抜けたストーリーになってきて、シーズン1はただの前フリと気づく。

その後は主要メンバーがこっちの世界とあっちの世界で入れ替わったり、二つの世界が反目したり協力したり、記憶を失ったり、タイムワープしたり、全くのパラレルワールドになったり、監視人て誰だよ!?と相変わらず何でもありの滅茶苦茶なままシーズン4に突入した。

もうこの何でもありが良い形で収まってくるような気がしない。これはフリンジの様式美だ。アメリカドラマの特性上、何もかも回収されないまま、そのうち人気が尻すぼみになって終わるんじゃないのという未来までうっすら見えてきたが、取りあえずここまで見てしまったので、配信されているシリーズは全部見る予定。

お勧めするかと言われれば、そういうオカルトとかSFが好きならば、見てみたらいいんじゃないかと思う。ながら見だと話についていけなくなる可能性があるので、ある程度の集中力は必要なドラマである。

まとめ: めちゃくちゃ but まあまあオモロイ


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