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アニメの日らしいので好きなアニメの話でも《ヴァイオレット・エヴァーガーデン》ネタバレなし

今月金曜ロードショーでもやる《ヴァイオレット・エヴァーガーデン》のお話しを。

総集編をやるみたいなのでぜひ見て欲しくて布教しようかなと思います。

京都アニメーションの傑作

《ヴァイオレット・エヴァーガーデン》

❀* ❀。. ✿ *公式あらすじ❀ * .❀ 。 ✿ * ❀ 

とある大陸の、とある時代。
大陸を南北に分断した大戦は終結し、世の中は平和へ向かう気運に満ちていた。
戦時中、軍人として戦ったヴァイオレット・エヴァーガーデンは、戦場で大切な人から別れ際に告げられた「ある言葉」を胸に抱えたまま、軍を離れ大きな港町へ来ていた。

ヴァイオレットは、街で「手紙を代筆する仕事」に出会う。
それは、依頼人の想いを汲み取って言葉にする仕事。
彼女は依頼人とまっすぐに向き合い、相手の心の奥底にある素直な気持ちにふれる。
そして、ヴァイオレットは手紙を書くたびに、あの日告げられた言葉の意味に近づいていく。

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この作品を簡単に語るならこの3点

①作画 ②主人公の心の動き ③私たちが受け取るもの

①さすが京アニ。作画がホントに美しい。実写のような風景描写に引き込まれる。人物も細かな表情、瞳の揺らめき、服や髪の靡き、本物の役者が芝居するより細かいんじゃないかなと思うリアルさ。風や香りや温度、感情の動きをアニメーションから感じられるというのは凄いことだと思う。とにかく引き込まれる、美しい。

②細かな心理描写、これが本当にすごい。主人公が段々と人に触れて心に触れて成長していく。葛藤も痛みも味わう。今まで気づけなかった自分の感情に少しずつ気づいていく。‘’人”になっていく。「愛」を知りたい彼女がそれに触れ、過去にそれを見つけ、優しさと痛みに揺れ動く姿。彼女と触れ合った周りの人間の心の動き。彼らの言葉一つ一つ、表情一つ一つにきっと胸を打たれるはずだ。


最後に。

③作品を見て貴方は何を思うだろうか。これを1番大切にして欲しい。

ここからは私なりの受け取り方だが。世界には沢山の人がいて色んな感情が渦巻いてる。私たちは沢山の人との繋がりがあって、沢山の思いを抱えて、たくさんの自分と向き合わされて人生を送る。たまに日常にある優しさや温かさ、痛みや憎しみにも少し耳を澄ませてみよう。自分にとってそれが今痛く感じても、過去に納得し未来を見るには必要なことだ。この作品を見ると自分の心が穏やかになってそれが少し出来る。そして優しさや痛みさえも愛おしいと思える気がする。自分の人生を前より愛してあげられるようになるきがする。

「愛」とは何か。

過去や未来、現在、どこにも愛があって、人は心と共に生きていく。

この作品は日常にある、気が付かない、心や人生や愛を教えてくれて、貴方を優しく包んでくれるだろう。

ぜひ、ぜひとも私が見て欲しい作品の1つ。

きっとあなたの人生に寄り添ってくれる最高の作品になると思う。

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