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私を変えてくれたタカラヅカに思うこと。

いま、話題ですね、宝塚歌劇団。

私、タカラヅカに人生を救われた一人です。



思い起こせば10代の多感な時期。

友人に「ジャックナイフだ」と言われるくらいにキレてキレてキレまくって、手のつけられない人間でした。
けど、短大時代に授業でタカラヅカに出会って、それからみるみるどハマりして。タカラヅカを好きになってから、私を覆っていたあらゆる棘が抜けていった。

スカートを履くようになったり、ずっとショートだった髪を伸ばすようになったり。

話し方も変わって、人に甘えるということも学んだ気がします。大好きだった贔屓が、人間的にとても魅力的な人だったので、私もだいぶその影響を受けたんだと思う。

私の青春時代がいつかと聞かれれば、タカラヅカに心血を注いでいたあのとき。それくらいに私の人生において大切な時間です。



そのタカラヅカがいま、揺れてますね。


某J事務所の状況を見ていると、タカラヅカという看板自体が心配なくらい。いまはとっっっても不祥事に厳しい時代ですからね。最近あった劇団の会見を見た感想としては、「こりゃ、やべぇ」って感じ。令和の時代にそりゃムリぞ?って。

私が夢中になってた頃も、いわゆる96期事件があって…いまほどネットが発達してなかったけれど、それでもあれは一大事件だった。けど、その時の劇団の対応も、トンデモナイものだったのを覚えています。


本当の内情なんてものは分からない。ましてや週刊誌で報道されていることを鵜呑みにして、そこに名前の挙がった生徒を吊し上げにするのも違うと思う。けど、一人の生命が失われてしまった事実はずっとずっっっとずっっっっっと重い。


子育てがひと段落したら、私は自分の好きなことをたくさんしようと決めている。そのひとつがタカラヅカの世界に戻ることだったけど…


いまは、いいかな。


それが私の気持ちですね。

ご遺族の方のコメントを読んでいると、胸が苦しくなってしょうがない。これまで愛情いっぱいに育ててきたであろう娘を亡くしてしまうなんて。
家族の思い出には宝塚歌劇が切っても切れないだろうし、なのにそれがいま、全くカタチの違った存在になってしまったわけで。 



ご遺族の方に誠心誠意尽くしてくれよなぁ、劇団よぉ!もう令和だぞ!!!



では、また!

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