明日葉キョウ

クエスチョニング・ノンバイナリー・Xジェンダー・トランスジェンダーの人。 成人済み。

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最近の記事

幸せになんてなりたくない

幸せになんてなりたくない 幸せになると言うことは、闘いから身をひくということだ 幸せになんてなりたくない 腑抜けて、楽しくなれるエンタメだけを享受して、何も考えず、批判せず、クズの金持ちどもの言いなりになって生きていくのは嫌 闘いの中で訪れるつかぬまの連帯 疲れ切った時に手を伸ばして食べる大好きなエンタメ 白昼夢みたいな幸せ、それでいい もういい 幸せになんてならなくていい

    • 犠牲

      たたかえば犠牲が出る。 勝っても負けても、犠牲が出る。 犠牲。犠牲。ぎせい。 失ったものは、いつだって得たものより少しだけ多くて、 得たものが輝いてると思ったことなんて一度もない。 マイナスをゼロに戻したくて戦ってるだけだし。 何にも嬉しくない。 勝っても誰も褒めてくれない。祝福も、凱旋もない。 それでも、それでも、 あなたによりよい未来を信じたい。 ので、

      • 『卒業生には向かない真実』を読んだ

        杉下右京には守れないものをそこに見た。 『卒業生には向かない真実』を読んだんですよ。 なんか三部作のラストにして突然ぶっ放ってきたな!?!?!? びっくりしちゃった。 ありがとう。最高だった。本当に。今俺に必要な勇気が詰まってた。𝑻𝒉𝒂𝒏𝒌 𝒚𝒐𝒖 𝒗𝒆𝒓𝒚 𝒎𝒖𝒄𝒉本当に心の底から。 作者の「怒り」をかなり明確に感じた。二部でマックス・ヘイスティングが無罪放免になった時から感じてたけど今回は警察に信じてもらえない、司法の謎、社会への不信感がガッツリ盛り込まれてて救われる

        • 幸せになってほしいと言われて困っちまった話。

           いや俺だって幸せになりたかったよ。  中学生の時に“生き方“というものがマジのマジに分からなくなった時に「よし、幸せになろろう!」とか頓珍漢な人生目標を立てて20歳まで右往左往する程度にはなりたかったよ。  この話は「幸せになってほしい、切実に、」と大人に言われて俺が「困る〜〜〜」になるまでの過程の覚え書きである。  いやぶっちゃけた話、僕が「幸せになる」とかいう(中学生が健気にも考えついた)目標を諦めたのは最近である。  なんかもう、「あ〜……うん、無理なんだな、これ

        幸せになんてなりたくない

          トランスの子どもをサポートする親って本当にいるんだな〜と毎度新鮮にびっくりすると言う話。ジェラシーとも言う。

          いや本当に毎回びっくりする。 すごくない?親が一緒に戦ってるって。すげ〜〜〜って思っちゃうよな、“許す“だけじゃなくて一緒に権利も叫んでくれるんですか!??!って。 僕はトランスジェンダーの人間だ。クエスチョニング、ノンバイナリー、Xジェンダー、全部当てはまるタイプの人間。 一応言っておくと、我が家の親は非常に善良な人間だ。 善良な人間。 善良で、普通で、大体の人生をマジョリティとして生きて、あまりにも無知で、政治的なものにびっくりするほど興味がない人間。 僕は親族の中で

          トランスの子どもをサポートする親って本当にいるんだな〜と毎度新鮮にびっくりすると言う話。ジェラシーとも言う。