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聞き比べ:ボロディン弦楽4重奏曲第2番第3楽章「ノクターン」197/360

ごきげんよう、40代からにわかクラシックファン (を目指している) バタコです。

この年で「将来の (音楽) キャリア」とかの野望があるわけではなく
「自分の好きなものを好きなように聞きたい」だけで
かつ、今までほとんど音楽を (ポップスも含め) 聴いたことがないので

「シロウトの蛮勇と感性?」で書いてます。


先日、たまたま、あまり聞かないラジオを車中で流していたら
       (20分以内の移動が多くて、ラジオはあまりつけない)
BBCのクラシック番組で、

Camerata Tchaikovskyという管弦楽団がインタビューされていました。
                  ※楽団サイト (英語) はコチラ
ロシア人バイオリニストYuri Zhislinさんが中心になって
メンバーの合流地点として便利なロンドンを拠点に
ヨーロッパ各地で活躍するかなりハイレベルな弦楽器奏者をメンバーに持つ
そんな楽団の、ロンドンでのコンサートのPRを兼ねた出演でした。
                   ※コンサートは既に終了 (top画像)


その場で標題の
「アレクサンドル・ボロディン作曲
弦楽四重奏曲第2番第3楽章『ノクターン』」

が流れてきて~ 

♪切なく物悲しく美しい、

チェロが、最も印象的だけれども
他の全ての楽器もありえないほど美しく「呼びかけては」「こたえ」
それぞれの独自の音を保持しながらも溶け合い、
またほどけて別れて、

・・魅了されました。


ジブンでもどこまで本気なのかわからないまま
とぎれとぎれバイオリン練習をしているのですが

やっぱり「合奏」
他の方と、音程やテンポを合わせて曲を奏でるところが
成長のひとつの「山場」になるのかなぁとなんとなく思い始めていて

超絶に上手な演奏者の夢の競演を見た気がしました。




というわけで
自宅に帰ってからSpotify リストを作ってみました。
いまのところまだ3パターンしか見つけられておりませんが・・

     ※2曲目は、ミュージカル「キャッツ」「オペラ座の怪人」など
      で有名な作曲家アンドリュー・ロイド・ウエバーさんの弟で
      チェロ演奏者のジュリアンさんの録音のようです。

よろしければご鑑賞ください。



蛇足ですが・・
ロシア人作曲者のボロディン氏は「アマチュア音楽家」で
本職は医学部卒の化学者。化学の歴史に名を遺す実績もあるのだそうで!
まさにRenaissance man*ですね・・ Wikipediaのリンクはコチラ
      *ダヴィンチのような、絵画・科学・音楽など幅広い分野に
      造詣が深く、イロイロ手を出すヒトのことをこう呼ぶらしい。
      現代風に言うとマルチポテンシャライトかな?

最後まで読んでいただいてありがとうございます!