デスタク調整記〜6月16日(モダンホライゾン3環境開始)

2024年6月14日モダンホライゾン3発売!

とうとう毎度のお騒がせパックが発売したなという感じで不安あり、楽しみありとまぁ人によって感じ方は色々とあると思います。

自分個人としては一部やばいカードはあるものの、壊れたカードがそんなに多くないけど、強さの平均値としては高めの印象かなー(モダンとレガシー込みで)

16日の日曜日に晴れる屋大宮店で彩強レガシーがあったので参加しようと思っていましたが、某ショップSSから物が間に合わず、不参加になってしまいましたが、身内が共有したレシピで大会でてくれたので、それを加味した上で感想を書いていこうと思います。



モダンホライゾン3 レビュー

デッキ構築解説、その前にモダンホライゾン3の自分のタクシー目線で使いそうなカードたちの軽いレビューを先にやっていこうと思います。パックの発売前後は毎回これを挟もうと思います。(多分

・白蘭の幻影
まぁ白のカードでは最も注目されたであろうカード。ぱっとみ単純に強いクリーチャー。けど個人的には中の上くらい評価です。
確かに強くはあるんですが、効果的な相手がデルバーとか先制でうちとれるかつ、ほぼ特殊地形しか入ってないデッキでないと土地嵌めが有効的ではなく、土地嵌めをするカードってよりは《The Tabernacle at Pendrell Vale》や《暗黒の深部》のように厄介かつ負けにつながるような土地を破壊するように1枚いれるとかがいいと思います。土地嵌めを狙いたいなら3〜4枚いれて、《儚い存在》のように出し入れできるカードでサポートしてあげるのがいいと思います。欠点としては複数いれると中盤から後半にかけては機能しないパターンがあり、デッキとしての総合的なパワーが落ちる印象です、そして最大の欠点としては白白のダブルシンボルである事です。白単だと普通に白無色みたいな並びを2T目にするので、2色以上のタクシーの方が使いやすいと思います。タクシー的には元よりいけるデッキによりいけるようなるカードの印象。個人的には白黒スキャムの方が強いんじゃないかなと思ってます。《トロウケアの敷石》と合わせて擬似加速や《霊気の薬瓶》で相手アップキープにだすと擬似リシャポ等、小技とあり。

・溌剌の牧羊犬、フィリア
瞬速もちの2/2レジェンダリークリーチャー。アタック誘発の明滅能力持ち。CiP能力もちとの相性はもちろん、酔ってる《ルーンの母》等をブリンクして2/2にすることで1点で焼かれなくすることもでき、サイズアップもえらい。相手のトークンを消したり、ブロッカーを一時的にどかしたり、《封じ込める僧侶》と合わせて永久追放してあげたりと、評価高め。

・ナカティルの最下層民、アジャニ
世間的な評価は低め、けど個人的にはPW面の効果を使えるようにしてあげると流石に強いと思うので、結構一押し。伝説なので《カラカス》でもどして、出し入れしてあげるとトークンも増えていきますし、本体が1/2なのも評価ポイント。《舷側砲の砲撃手》とかなり相性がいいのもポイントです。
1t目《ルーンの母》
2t目《ナカティルの最下層民、アジャニ》
3t目 《舷側砲の砲撃手》→アジャニ+猫トークン+砲撃手でアタックで5点→砲撃手で猫トークン投げて2点→アジャニ変身→0で猫トークン出して、プレイヤーに3点
4t目 砲撃手+猫トークンでアタック4点→アジャニ0でプレイヤーに4点→砲撃手で何か投げて2点以上で20点
と相手が何もなければ4キルすることも可能ですし、砲撃手もアジャニもクリーチャーに飛ばすこともできるので、除去能力としてと良きです。赤を入れるなら、持っておきたいカード。

・空の怒り
白白XでXエネルギーを得て、その後エネルギーを好きなだけ払った分以下の点数マナコストを持つクリーチャー、エンチャント、アーティファクトを全て破壊するカード。書き方的にアーティファクト土地や《ウルザの物語》を巻き込むの良い。自分も巻き込んでしまうが、そこは《静寂》も同じだし、即座に効果でる《静寂》で使い易くなったイメージ。X払った分だけエネルギーを得て、好きな数払えるので、他にやることなくて余裕があればXマナは多く払って、エネルギーは最低限にしとけば、2枚目のマナコストを節約することができます。

・堅忍の閃光
これでクリーチャー守ってる時点で一枚減ってるという、なんともいえないモダホラ3ピッチサイクルの一枚。話題のエルドラージの土地嵌めにワンチャンしゃくってみたい、それだけ。お前は《天使の嗜み》ではなかった。

・魔女の結界師
ディッチャ内臓両面ボルトランドクリーチャー。4マナとはいえ、土地になれてこの効果かつサーチ可能なのは流石に偉い。

・骨の皇帝
地味墓地追放かつ+1+1カウンターがのると、このカードで追放したクリーチャーを《浅すぎる墓穴》できるというクリーチャー。サーチ可能かつ、殴り性能も悪くない為、チャンスはあると思う。1人では一回しか起動できないため、サポートしてあげるといい。《失われた十手》との相性○。

・黄泉帰る悪夢
何回でも低マナをリアニできるエンチャント。タクシーは基本3までのクリーチャーがほとんどな為、マナフラットした時に《護衛募集員》等のCiP能力またクリーチャーをループさせてくと強そう。エネルギーが貯蓄できれば、《空を放浪するもの、ヨーリオン》や《孤独》までも2マナでだせる!白黒タクシーならちょっと試してみたいカード。

・ボガードの獲物さらい
CiP墓地全追放の黒の両面ボルトランドクリーチャー。サーチ可能3マナ特筆することなし、普通に使える。

多色

・火の怒りタイタン、フレージ
第三の脱出タイタンシリーズ。初動評価低かったカード(6/19現在絶賛高騰中)。CiPとアタック誘発で《稲妻の螺旋》を飛ばすクリーチャー。ウーロやクロクサと違い、クリーチャーを焼ける為かなり性能高い。他2体と違って、壁になってる《濁浪の執政》や《偉大なる統一者、アトラクサ》に対しても3ダメージ込みで相打ちまだ取れるし、ライフ詰める能力も高い。正直こいつのために黒から赤に乗り換えてもいいと思ってます。赤赤が必要になるため、マナベースの構築はよく考えねばならない。

無色・土地

・攪乱のフルート
瞬速持ちの《真髄の針》+指定されたカードのマナが3重くなるカード。かなり汎用性高く、今流行りのナドゥレック・ファーストやAnTなどのコンボデッキに幅広く対応できる、いいカードだと思ってる。ナドゥレックだったら、墓地を止められてればナドゥ指定しておけば対処かなりの時間稼ぎができ、AnTならば《鏡に願いを》や《燃え立つ願い》のスタックでだすなど色々使い方がある。エルドラージだったら《まばゆい肉掻き》を指定しておくなど色々ある。駆け引きや知識が必要になるけど、良評価。

・苛立たしいガラクタ
あまりにも話題になりすぎて、基本説明省きます。《意志の力》、《目くらまし》、《悲嘆》弾けますが自分の《孤独》も弾かれます。強いけど好み、スキャニ絶対許さないマンならあり

・記念碑的列石
今回の対応基本タイプあるとアンタップインするサイクルランド。効果はかなり重く使いづらさはあるけど、歴史的カード自体は結構入ってるので、対コントロールとかの長期戦とかに使えるかもな一枚。赤白ならかなり多く採用できるため、ワンチャンスはありそう。けど土地はかなり競争率高い為採用難しいのも事実。

・マダラの鉤爪門
インスタントタイミングでも4マナで手札からおけて、出たらクリーチャーを一枚フェイズアウトする土地。結構色々な使い方ができそうで可能性を感じてしまう。マナはかかってしまうが、色もでるのが良い。相手に使われる可能性があるので、コンボデッキ戦とかでヘイトクリーチャーに過度な期待は更に危険なった。

と、以上になりますが、《魂の導き手》や《オセロットの群れ》などありますが、レガシー評価なため割愛します。
※マダラの鉤爪門を忘れてましたので追記しました

デッキレシピ(6/16時点版)


身内にこのマルドゥのレシピを共有して、彩強レガシー出てきてもらったところ、レシピを載せることには成功したので、出だしとしては悪くない感じでした。最後負けたスキャニ戦も手順を間違えなければ、勝ちだったので、慣れないながら回してくれた身内に感謝。

何故マルドゥにしたのか?

①フレージを使いたかった
純粋に強いと思ったから、まずこいつを出せる構築にしようと思いました。実際、強かったと言ってもらえたし、プロキシ段階でもかなり強かったので増量も視野。デスタクの弱点であった、手を使い切ったあとにプレイでから選択肢が少ないというのをカバーできるにはかなり良い選択肢だと思いました。

②環境的に高速で相手を屠る選択肢が欲しかった
レビューでも言ったような砲撃手で相手を屠ることができたり、赤には相手を屠る選択肢が多いです。特にナドゥレックなどを考えると除去多い方がいいと思いましたので

③月が強いと思った
絶対いるだろうなと思ったナドゥデッキに対して、月が非常に有効なので、簡単にシャットアウトできる選択肢として採用したかった。

④従来の構築に飽きていた
まぁ書いてあるまんまです、新しい何かを模索してましたw
今更白単に戻る気も起きないし、何より赤に可能性を見出してたからです。

新戦力の雑感

・火の怒りのタイタン、フレージ
ただただ強かった。タイタンの名に恥じない強さだった

・溌剌の牧羊犬、フィリア
こいつも強い、やはり瞬速は使いやすいし、効果も想定通りの動きでよかった。1よりは2派

・ナカティルの最下層民、アジャニ
一枚のみの採用なため、まだ評価しきれてない。こいつの真価を発揮するのはアサシンクリードからかもしれない。

・攪乱のフルート、空の怒り
見たまんまなため、特に強い弱いってよりは環境次第ではある。フルートは結構強かったが、選択のミスは要練習。

・魔女の結界師
土地枠な為、特筆すべきことはないけど、ロランの代わりになれるかはこれからも要研究。

不採用になったカード達

・白蘭の幻影
レビューでいったとおり、あまり評価は高くなく、スロットがなかったため不採用。特になくても問題ないと結論づけた。流行りのエルドラージに刺さりそうで刺さらないしね。連打前提のカードは好まない。

・殴打頭蓋
最近、航空戦力の強さが目立ち、ここ最近の大会でもほぼ出してないことも考えて不採用。初手に来たら泣いちゃうし、デッキ的に《戦前の正装》の方が強いため、正装2枚目に入れ替え。正装で砲撃手釣って、突然の9点は気持ちいいぞい

総評とこれからの環境について

リストが公開されてからプロキシで組んで、今まだ回してきましたが、デッキとしては悪くありませんでしたが、一つ気になるのは黒の存在理由。
指輪物語がでた週から《オークの弓使い》を入れて、使い続けてましたが。そろそろマナベースの関係でも、いらないような気がしてきました。最近のナドゥデッキもハーフリングが入っていたりとオークでの対処が困難になり、そもそもナドゥに弱すぎる。更にはエルドラージの隆盛。グリデルやスキャニが《超能力蛙》を採用と倒せないクリーチャーも増えてきました。コンボに対しては《思考囲い》が1マナのアクションとしては強いけど、言ってしまえばそれだけです。もう無理して黒をタッチして使わなくていいのではないかと考えています。
環境としては週末のMOチャレンジをみて、やはりスキャニの強さは相変わらずで、新戦力を携えたエルドラージやナドゥデッキ、ネクロドミナンスを使ったデッキ、スタイフルノートなど新カードがやはり目立っています。ネクロに関しては現代に蘇ったベルチャーみたいな立ち位置のデッキだと思っていますので、当たったらお祈りします。
てか、ネクロドミナンスがオークで抑えるぜって言ったやつ誰だよ!wまともな使われ方されてないせいで全然止まってないが?(自分がいいました)
まぁ上記のデッキ達を踏まえて、これからも調整していきます。来週にはスキャニの何かがもがれているかもしれないしねw

ちなみに自分はもう《再活性》が逝ってしまっても、別に不思議ではないなと思っているので、24日が楽しみですね

あとがき

もうBMOまで2ヶ月ないくらいなのに、まだアサシンクリードとブルームバロウと2度の変遷を残してるってま??ww

一体どうなっちまうっていうんだ……

次の記事で手のひら返ししてたらごめんな

ではでは

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