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今年はトレードにタスクを絞り、”REIトレード日誌”を中心に書こうと思う

年末、自然と思った。今トレードに気持ちが入りそうだ。ようやくトレードが出来る状態になっている感じがする。

2015年に私はFXと出会い、それをきかっけに投資の事を少しずつ自分で学び、そこで学んだ哲学や心理学的な部分に、不安定だった自分が救われた。さらにFXのような投機は、自分自身の状態が整っていなければ到底成功することが出来ないと気づき、それをきっかけに結果離婚した。ある角度から見れば、私はFXのために離婚した。しかしその本質は自分の気持ちの安定のためにある。

離婚前後の2年間くらい、一旦FXを離れた。精神の安定なしに出来ないと思ったのと、薬剤師として仕事時間を増やして思う存分働いたからだ。そして自分の体を切り売りして働く限度、薬剤師で得られる収入の頭打ちを感じたため気が済んだ。

気兼ねなく働くことに気が済んだら今度は働くことに飽きてきて、薬局の人たちや職場の環境に色々と思うことが出てきてしまった。また、険しい顔をした中年の患者さんを見るのが辛くなってきてしまった。しかし結局は宙ぶらりんにある自分への気分の悪さを、周りの人たちのせいにしていただけだった。そのピークが昨年12月の初旬にあり、そのあと急に我に返った。

主観に固執し、理由を付けて怖がったり、不満を感じたり、そんな状態でチャートが見れるわけがない。流れを感じられるわけがない。気分の悪さを散々周りのせいにして気が済んだのだろう。私はを余計なエネルギーが抜けた感じになった。その後12月後半から、いままでよりフラットにチャートが見れている気がする。エントリーする恐怖心が急に減った気がする。職場の人たちの見え方も少し変わり、自分事で不愉快な態度をしていたことを申し訳ないと思った。

そして何年かぶりに相場心理学について書かれている「ゾーン」を手に取った。読み始めてびっくりした。トレードを始めたばかりの頃、3回くらい繰り返し読み、自分で理解した気でいた。ところが理解していなかった。というか、様々な心理を経験しないと実感として理解できない本だった。おそらく、しばらくしてまた読んだら理解していないことがまだあったと思うのだろう。

先月クリスマスに次女からプレゼントされたノートを、改めて今年のトレード日誌として使うことにした。損益中心の記録ではなく、どれだけ規律を守ったトレードが出来たか、そのトレードについてどんな考察をしたかを中心に記録することにした。

そこで思いついた。せっかくならその日誌の内容をnoteでも公開したら一石二鳥ではないか。一週ごとにまとめて書くのはどうだろう。そして、FXやその他投資から思うこともたまに書いたら良いではないか。

人によってFXへのアプローチは様々だと思う。私のアプローチは端から見るとあまり面白くはないかもしれない。しかし私はそもそも大衆に向けた記事を書くのが目的でnoteを始めたわけではない。未だトータルで勝ち続けていない私が、勝ち続けるトレーダーになれるかは不明だ(根拠のない自信はずっとあるが)。改めて「ゾーン」を読み、トレードがどれだけ難しいか、なぜ難しいかが少し分かった。だからこそ挑戦しがいがある。

私の密かなトレード日誌を、読んでくれる方が少しでも居たら嬉しい。

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