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私自身の話~自分を解放するために考えてきたこと~

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外向性が演じられる内向型人間で、HSPと少しのサイコパス的要素を持つであろう自分の考えや経験。何よりも自由を得るために、自分の価値観で生きていきたいという思い。
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#親子

自粛中で家に居る子供にイライラしてしまう人へ~親であることを手放す勇気を持ってほしい~

先日長女から聞いた。「何だか世の中の親子は大変なことになっているらしいよ。親が子供にイライラしちゃうことが多いみたい。」 という事は、その逆もありお互いもあり、想像すると本当に大変そうだ。 色々と理由はあるかもしれないが、もし子供にイライラしているなら、期間限定でも良いので親と子の区切りを無くしてみると良いのではないか。 親と子ではなく、人間と人間。思考も好みも生活パターンも価値観も全く違うただの人間同士。朝起きたい時間も違えば、食べたいものも違う。今やるべきだと考える

自粛生活の方が気持が安定して快適そうな子がいたら・・~そのまま引きこもってもいいんじゃない?~

ウィルスの影響で世間では自粛生活となっている。我が家も外出は控えるモードになっているが、基本的な生活はあまり変わらない。 私は医療関係のため、仕事には通っている。医療関係なのでマスクは必須だが、使い捨てを何十回でも洗って使ってやる、と切り替えているので、並んで買ったり高い値段で買うことに労力は使っていない。 長女は3月まで通信高校に通っていたため、基本的に家に居るのは変わりない。4月以降も特に何も決まっていないので今のところ家に居る。 次女は小さい頃から、休日は一日中自

一杯一杯な自分を自覚しないと、肝心なことが見えなくなってしまう~家の事ほとんどを仕切っている女性とか~

長女と話をしていてたまに出てくるのが、長女11~12歳、私が残念な思考から抜け出せていない暗黒の時代の話。その頃の話になると、お互い考えていた事のすれ違いから、ちょっと微妙な雰囲気になったりする。先日も長女とその頃の話になった。 小学5~6年の長女は、もう父親の話なんて全く信用できないし、父親がエラそうに言う事なんて全く聞く気にならないと思っていたそうだ。母親である私の事もあまり好きではなかった、5歳下の妹を常に優先し、可愛がるように見えていたと言う。学校の同級生の、常に遠

あまり好きでなかった父の見え方が大きく変わった理由~でも昔の私では気づけなかったな~

4年ほど前まで、父に対して人間的に魅力を感じなかった。 「不自由なく育ててくれて、私立の薬学部まで卒業させてくれて感謝はしているが、人間としてはあまり父を好きではない」と人に説明していた。 人を楽しませるのが上手ではないし、気の利いた言葉も出てこないし、食卓ではいつも斜め下を向いていて、時折ため息をついて、ストレスが胃に来やすくて、体質的に太れず身長183cmで60kg未満だった。 子供に何か強く強制することはないが、”~をした方がいいよ”とか、いつも先回りをするのが、

年上の子に泣かされて家に帰った時の母の対応~よしよし、なんて言ってもらえない~

小学校低学年の私はある日、近所の年上の子に泣かされ、泣きながら家に帰った。 玄関で私の姿を見た母は、 「自分でカタをつけてきなさい!」 と言って、家に入れてくれなかった。 私はカタをつけに行けるわけもなく、薄暗い中、家の近くをトボトボと歩いた。 泣き止んで落ち着いた頃、再び家に帰ると、 母は何も言わず、少し微笑んで家の中に入れてくれた。 "泣いている自分を何とかして欲しい" という根性が気に入らなかったのだろう。 厳しいイメージの母ではなかったが、彼女の様々

私が繰り返し悩んでいたことについて長女から有難いアドバイスをもらったので書き留めておきたい〜親心は親のエゴ〜

”親の心子知らず”とか、”親心は親になったら分かる”というフレーズを聞いたことがある人は多いのではないか。しかし私はむしろ親になって、この”親心”は考えることを放棄した親のエゴだと理解した。子供が本当に必要としているかを考えず、一方的に与えて自分の満足感や安心感を得たり、都合悪くなったら”親心なんだから”とか”親子でしょ”とか、子供にだって恐縮する心はあるし、いい迷惑だ。子供心はどうでもいいのか。力が抜けてやる気がなくなる。私も娘に確認してみて初めて、”ああ、これは一方的な行