ダラダラするのが悪いのではないんです。
日々生活している中で、ずっと緊張状態でいることなんて出来ません。なのでどこかで息を抜かないとやってられないこともあります。特にやらなければいけないことが多すぎて、あれもこれも手を出してしまうと、それにかかる質というのも落ちてくるわけです。その結果、集中力がなくなってしまうので、
どうしてもダラダラする時間というのは必要になってくるんです。
なので私はダラダラする時間というのは大事だと思っています。ですが中にはダラダラ過ごすことは良くないと考えている人もいるわけで、その理由としては様々あると思いますが、だいたいが「時間を無駄に過ごしている」と考えるのではないでしょうか。何も考えない時間というのは、物事をインプットしていく上でとても大事なものです。なんでもかんでも詰め込んでしまうのは、理解力の低下にも繋がります。よく一生懸命勉強しているのになかなか覚えが悪いのは、
この詰め込み過ぎという状態であるわけです。
ですので、定期的にダラダラする必要があるわけです。しかしダラダラはイメージとしては良くはありません。ここで考え方を改めないといけないのは、ダラダラが悪いということではないんです。悪いのはダラダラではなくて、
決めたスケジュールをこなしていないということなんです。
生活するうえで、人はある程度スケジュールを決めます。そのスケジュールに基づいて生活しなかった時に、人は「ダラダラ過ごしてしまった」という表現の仕方をします。なのでダラダラと言う表現が悪いイメージになってしまうのですが、根本的な問題は、「決めたことをしなかった」ということなんです。
ダラダラというのは、頭をリフレッシュするにはとても大事な要素の一つです。何もしないということが悪いのではありません。
なぜそれが大事なのかを理解して行動するということが重要なわけです。
決めたスケジュール通りに行動するのは、時間の効率化を図るため、ダラダラするのは、頭をリフレッシュさせてインプットの質を上げるため。自分の行っている行動に対して、しっかりと説明が出来ないとするならば、何をやったとしてもその質はあまり良くないものとなり、その質が良くない行動の言い訳を、身近なものに理由もなく変えているだけのことです。
そんなことでは、何が大事なのかもわかっていないということなんです。
ただ知識の習得が必要だ。ただ勉強が必要だ。自分の行動する目的に対して、根拠だと思い込んでいる時点で、うまくいかない原因をどうでもいい言い訳でまとめます。そうやってまとめてしまうと、その結果というのは、