2.言いたいこと

雲の様に掴み所の無い自由さと
花の様に笑う無邪気な君は
雨の日に突然消えたから
驚いて焦って弱って困って君を探すんだ

僕が言いたいのはひとつ
君が居ないと退屈だってこと
早く帰っておいで
でも気をつけてね
石ころに躓かないように
けど君は空ばかり見て僕を置き去りに

夢を語り明かした夜はいつも楽しかった
雨の日も2人ならお部屋デートで楽しかったね

些細なきっかけで
口の聴かない梅雨が僕らを割いた

何でもない
むしろ熱い真夏の日に聴く
クリスマスソング
それが好きな僕の初めての共感者

君が言いたい事ひとつ
分かってやれなかった自分が嫌いです
今も悔やんでるよ
だけど今更か
此処よりも住み心地の良い場所で
しあわせになってるの…かな？

けれど馬鹿なふりして

空を見上げてさ
飼い主を待つ忠犬の様に
君がいつ帰って来ても良いよに
暮らしている