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国際協力したいけど何から始めるべきかわからない人へ【最初にやることを教えます】

「国際協力をしたい。途上国の困っている人たちの力になりたい。でも、自分には知識もないし、スキルもない。何から始めればいいのでしょうか?」


この質問、何度も受けてきました。最近は原貫太のYouTubeチャンネルを観てくれた人からコメントやメッセージでよく質問されます。


僕の答えはシンプルです。国際協力をしたいと思ったら、まず最初にやるべきなのは自分が感じている想いを言語化し、社会に向けて発信すること。


そうすれば、同じように「国際協力をしたい」と考えている人たちとつながり、次にやるべき行動が自然と見えてきます。


国際協力をしたいなら、まずはその想いを発信しよう

「国際協力をしたいと思ったら、まずはその想いを社会に向けて発信しよう。」


そう考える理由は、僕自身がこれをやることで、一つずつステップアップすることができたからです。実体験を紹介します。



僕が国際協力に初めて興味を持った原体験は、大学一年生でスタディツアーに参加し、フィリピンに足を運んだ時です。


正直に言って、当時の僕は国際協力についてほとんど知りませんでした。何となくそういった世界があることを大学の授業で見聞きした程度です。


でも、僕はフィリピンのスタディツアーに参加したことがきっかけで、世界で起きている問題を本気で解決したいと思うようになりました。当時は英語もほとんど話せなかったというのに。

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そんな僕が帰国して最初に起こした行動は、フィリピンで感じた想いや現地で見たことを言葉にして、周りの人たちに伝えることでした。時には友達に一対一で直接語り、時にはSNSを使って文章で伝えました。


ウザがられたこともあります。毎日のように「フィリピンで見た光景が忘れられない」「世界の問題を何とかしたい」と意識高い系ツイートばかりしていたら、仲の良かった友達からフォローを外されたこともありました。


でも、諦めることなく発信し続けたことで、共感してくれる人も現れるようになりました。

「カンタと一緒に国際協力をしたい」そう言ってくれる仲間もできました。


発信し続けているうちに自然と人や情報が集まるようになり、いつの間にか学生団体を立ち上げるようになって、今度はバングラデシュに足を運ぶようになりました。

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NPO法人を起業した時も同じです。今度はウガンダで見た難民が忘れられず、ブログやSNSを使って自分の想いを毎日のように発信しました。


自分が難民キャンプで感じた無力感や、難民の力になりたいという想いを、とにかく毎日のように発信し続けました。


そうやって自分の想いを発信し続けるうちに、イベントを開けばお客さんが集まり、起業したらボランティアで手伝ってくれる人に出会い、クラウドファンディングを始めたらたくさんの人が寄付してくれるようになりました。


フィリピンの時にせよ、ウガンダの時にせよ、「国際協力をしたい」と思った僕が最初に起こした行動は、いずれも自分の想いを言葉にして、社会に向けて発信することです。別に、大した行動ではありません。


でも、自分の想いを言語化して誰かに伝えることによって、その先の行動が自然と見えてくるようになったんです。そうやって一歩ずつ、国際協力のプロに向けてステップアップしてきました。


国際協力したいという想いをテキトーなままで終わらせてはダメだ

国際協力に興味がある人なら、誰だって一度は思ったことがあるでしょう。世界で起きている貧困や戦争に対して、自分にできることは何だろうと。


でも、99%の人は、その想いを自分の心の中だけにしまってしまいます。社会に向けて発信することはありません。


だから、同じ想いを持っている人が世の中にはたくさんいるというのに、発信しないから何のつながりも生まれず、そして行動を起こすことなく終わってしまいます。


国際協力をやりたいという想いを言語化し、発信する。今はSNSもあるから、誰だって発信できる時代です。


そんなに難しいことではないはずなのに、みんな全然やりません。だから「国際協力したい」という想いがテキトーなままで放置され、いつの間にか「ま、いいか」になってしまうのです。


自信を持って。「国際協力したい」という想い自体は紛れもない事実なのだから

自分には何ができるのか分からない状態で構いません。国際協力に関する知識もスキルもない状態で大丈夫です。


その「分からない状態」すらも発信すれば、同じ状況の人とつながるだろうし、すでに行動を起こしている人からヒントをもらえるかもしれません。


国際協力がしたいけど、何から始めればいいのか分からない。そんな人は、自分が感じているモヤモヤとした想いを言葉にして、社会に発信しましょう。フィリピンの時もウガンダの時も、僕はずっとそうやってきました。

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あなたが感じている想い自体は紛れもない「事実」なのだから、恥ずかしがる必要は全くありません。自信を持ってください。


ブログでもSNSでも、対面でもいい。どんな方法を使ってもいいから、「国際協力をやりたい」という想いを、恐れずに発信しましょう。その先に新しい出会いが生まれ、行動を起こすチャンスが転がってくるはずです。


国際協力を学びたい人は、ぜひ僕のブログを活用してください

…とは言いつつも、想いだけで世界を良くすることはできません。


だから、自分の想いを発信しつつ、国際協力に関する知識も身に着けましょう。僕のブログを活用してください。


僕のブログでは国際協力に関する記事を山のように掲載しています。最初に読んでほしい記事はこれです。


この記事一つを読むだけでも、国際協力の大枠を理解できるはずです。

そもそも国際協力とは具体的にどんな活動を指すのか?
国際協力はなぜ必要なのか?
国際協力を仕事にするには、どんな方法があるのか?

など、国際協力のイロハをわかりやすく解説しました。ぜひ読んでみてください。
国際協力とは具体的に何か?まるで教科書のようにわかりやすく解説


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